【小倉大賞典】軽ハンデを味方に反撃なるか ハピネスダンサー

17日、日曜小倉11レース・小倉大賞典(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。前走、愛知杯13着のハピネスダンサー(牝5、栗東・高野厩舎)は、助手が騎乗して坂路で一杯に追われ、ラストまでしっかりとした脚色で4F53.0-38.2-24.8-12.4秒をマーク。窮屈な競馬を強いられ、不完全燃焼に終わった前走からの巻き返しに燃える。

高野友和調教師も「中間は短期放牧を挟んで ここを目標に。順調にこれたし、今週も単走でいい動きをしてくれました。牡馬相手になりますが、ハンデは52キロと手ごろ。リズムよく運べば力を発揮できると思います」と反撃に気合十分。

土曜日には牝馬同士の京都牝馬Sも組まれていたが、そちらへは見向きもせず、適距離のここへ照準を合わせてきた。小倉コースとも相性が良く、自分の競馬が出来さえすれば、結果は付いてくるはずだ。