【弥生賞】1週前 父譲りの末脚で無傷の3連勝なるかマカヒキ

24日、弥生賞(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、若駒Sで無傷の2連勝を果たしたマカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)は、3歳新馬のラヴェラータを1.2秒追走。徐々にピッチを上げ、鞍上のC.ルメール騎手が気合を付けると一気にパートナーを置き去りにして1.3秒先着。タイムは8F97.4-82.5-66.7-52.5-38.6-12.0秒をマークした。

この動きに友道康夫調教師も「今週はルメール騎手を乗せてCウッドでしっかり攻めてもらいました。ええ、相変わらずいい動きをしています。体つきも使う毎に絞れてきたし、だいぶ締まって見えますね」と、ご満悦の表情。重賞初挑戦へ向け申し分ない仕上げを施した。

デビューの時期こそ違うが、新馬、若駒Sを連勝して弥生賞へ臨むステップは父ディープインパクトと同じ。「競馬内容を見ても折り合いがつくし、スッといい位置を取れるタイプ。中山コースだからと気になるところはないですよ」と師も自信を持って父と同じ道へ挑む。2戦はどちらもメンバー最速の上がりで、父譲りの瞬発力が最大の武器。昨年の朝日杯FSでワンツーを決めたリオンディーズ、エアスピネルなど相手関係が一気に強化されるここで、どんなパフォーマンスを見せるか、まさに注目の一戦となりそうだ。

マカヒキ