【浦和・桜花賞】モダンウーマンが圧倒的人気に応えて4連勝でまず一冠!

3月23日(水)、浦和競馬場で行われた南関東重賞・第62回 桜花賞(S1)(3歳牝馬 定量 1着賞金2000万円 ダート1600m)は、山崎誠士騎手騎乗の1番人気・モダンウーマン(牝3、川崎・佐々仁厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:41.9(良)。

2着には半馬身差で2番人気・リンダリンダ(牝3、大井・荒山勝厩舎)、3着には4馬身差で7番人気・タケショウメーカー(牝3、船橋・山本学厩舎)が続いて入線した。
なお、上位3頭には4月23日(木)に大井競馬場で行われる東京プリンセス賞(S1)への優先出走権が与えられ、勝ったモダンウーマンには6月15日(水)に川崎競馬場で行われる関東オークス(Jpn2)への優先出走権も与えられた。

スタートで大外枠のワカチナが出遅れ、最後方からとなる。先手を取ったのはオウカランブ。2番手にインカローズがつけて、その内にモダンウーマンががっちりと手綱を抑えて3番手。2コーナーを回るところではリンダリンダが外からポジションを押し上げて2番手となる。タケショウメーカーは5番手でレースを進めていく。
3コーナーを回るところでインカローズは後退。オウカランブがリードを広げにかかるが、外からリンダリンダが早くもスパート。先頭に並びかけながら直線に入るが、最内を突いたモダンウーマンが一気に脚を伸ばしてリンダリンダと並ぶ。残り200mでこの2頭の一騎討ちとなったが、あっという間にモダンウーマンがリンダリンダを競り落とし、先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったモダンウーマンは、昨年5月に門別・角川厩舎でデビュー。6戦3勝2着3回と連対率100パーセントのまま南関東に移籍し、11月のローレル賞からこれで4連勝となった。騎乗した山崎誠士騎手はこれがS1(南関東G1)初制覇となった。
馬主は有限会社グランド牧場、生産者は新ひだか町のグランド牧場。

モダンウーマン
(牡3、川崎・佐々仁厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:スマートダズル
母父:スマートボーイ
通算成績:10戦7勝
重賞勝利:
16年桜花賞(S1)
16年ユングフラウ賞(S2)
15年東京2歳優駿牝馬(S1)
15年ローレル賞(S3)
15年リリーC(H3)
15年フルールC(H3)

モダンウーマン

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