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【高松宮記念】香港から直行ゴスペル尾関師「良い追い切りが出来た」
2016/3/23(水)
23日、高松宮記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。●前走、香港スプリント12着のサクラゴスペル(牡8、美浦・尾関厩舎)は、勝浦正樹騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.3-50.2-37.2-12.5秒をマークした。
【尾関知人調教師のコメント】
「昔から気難しいところのある馬でしたし、初めての海外遠征を無事に終えられたことは良かったと思います。帰国後に少し疲れが出たので、オーシャンステークスを使わず直接ここへ向かうことにしました。休み明けでもしっかり走れる馬なので、特に問題はありません。帰厩後も順調にきています。G1に向けてしっかりやりたいと思っていたので、今日は併せ馬でやりました。折り合いもついてスムーズでしたし、良い追い切りが出来たと思っています。
どうしても中京までの輸送で体が減るところがありますけど、今は500キロくらいあるので、そこから少し減ってレースではちょうど良くなるかというイメージです。今回は勝浦騎手とのコンビになりますが、中京でも結果を出しているジョッキーですし、馬もいかようにも乗れるタイプなので、枠順が決まってからよく相談していきたいと思っています。去年のスプリンターズステークスもそうでしたが、展開がハマれば上位に来られる力はあります。8歳ですがまだ気持ちも若いですし、ロードカナロアやカレンチャンなど強い世代にモマれたり海外遠征もしたりしてきているので、それらの経験を生かして頑張ってもらいたいです」
【勝浦正樹騎手のコメント】
「これまで何度か一緒のレースで乗っていますし、騎乗依頼を受けてから改めてビデオを見ているので、自分なりにこの馬に対するイメージは持っています。乗り難しいイメージはありませんし、スパッと切れるというよりジワジワと脚を使うそうなイメージがあるので、最低限スムーズな競馬をすることは心掛けていきたいです。先々週の追い切りと今日の追い切りでしか乗っていませんし、先々週は単走、今日は併せ馬と追い切り内容も違うので比較が出来ず何とも言えませんが、先々週と比べて今日の方がハミを取っていました。
実績も出していますし、実際に乗っても年齢を感じませんでした。外国馬が回避したことで抜けた存在もいないと思いますし、この時期の中京は馬場も悪いですからね。混戦模様で面白いのではないか、と思っています」
●前走、京都牝馬S15着のウキヨノカゼ(牝6、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に坂路コースで追われ、4F56.1-41.2-26.9-13.1秒をマークした。
【菊沢隆徳調教師のコメント】
「今日は北馬場で十分ほぐしたあとに、坂路で単走でやりました。終い重点で、終いのフットワークにメリハリをつけるように調整しました。前走は輸送で体が減るかと思いましたが、全く減っていませんでした。去年のスプリンターズステークスのときは細くなっていたので、体が増えることは構いません。前走は、馬場が悪くてスタートして加速していくところでノメッていました。北海道で結果を出していますし、時計のかかる良馬場が良いと思っています。使われた上積みがありますし、道中のペースが上がって差しの決まる展開になってほしいですね」
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