トピックスTopics
【中山グランドJ】オジュウチョウサン&石神深一がJG1初制覇!春のジャンプ王に
2016/4/16(土)
4月16日(土)、3回中山7日目11Rで第18回中山グランドジャンプ(J・G1)(障4250m)が行なわれ、石神深一騎手騎乗の2番人気・オジュウチョウサン(牡5、美浦・和田郎厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:49.4(良)。2着には3馬身半差で1番人気・サナシオン(牡7、栗東・松永幹厩舎)、3着には9馬身差で7番人気・メイショウアラワシ(牡5、栗東・安達厩舎)が続いて入線した。
スタートでティリアンパープルが大きく出遅れて最後方から。最初の障害を飛越していくと、今日もサナシオンがハナに立つ。2番手にはブライトボーイがぴったりとマークするような形で追走する。今日は先行したオジュウチョウサンが1周目2コーナーを回るところで3番手に浮上。ワンダフルワールドが直後でレースを進め、メイショウアラワシは後方から。馬群は年に2度しか使われない大障害コースへ入っていく。
2度通過する大障害コース、最初の難関は高さ1.6mの大竹柵。この飛越でウォンテッドがバランスを崩して落馬してしまう。そのほかの各馬はきれいな飛越でクリア。後方にいたティリアンパープルが徐々にポジションを押し上げて、逆周りでもう一度大障害コースへ。第二の難関高さ1.6mの大いけ垣は、各馬きれいな飛越でクリアした。
暮れの中山大障害と異なり、最後の1周は向こう正面から芝・外回りコースへ出る。逃げるサナシオンだが、2番手には終始ぴったりとブライトボーイがマーク。3コーナーから4コーナーを回るところで3番手からオジュウチョウサンが一気に上がっていく。直線に設置された最後の障害を飛越するとサナシオンが突き放しに掛かるが、仕掛けられたオジュウチョウサンも脚を伸ばす。完全にこの2頭の一騎討ちとなったが、ゴール前でオジュウチョウサンがサナシオンを捕らえ、歓喜のゴールに先頭で飛び込んだ。完走は9頭。
勝ったオジュウチョウサンはケイアイチョウサンの弟。3戦目から障害に挑戦し、入障4戦目で初勝利を挙げている。昨年の中山大障害では上位に大きく離された6着に終わったが、2度目の大舞台で見事大本命馬を破る金星を挙げた。また、騎乗する石神深一騎手と共に、これがJ・G1初制覇となった。
馬主は株式会社チョウサン、生産者は平取町の坂東牧場。馬名の意味由来は「家族名より+冠名」。
中山グランドジャンプの結果・払戻金はコチラ⇒
オジュウチョウサン
(牡5、美浦・和田郎厩舎)
父:ステイゴールド
母:シャドウシルエット
母父:シンボリクリスエス
通算成績:14戦4勝
重賞勝利:
16年中山GJ(J・G1)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/12/4(木) 十八番中山で巻き返したい開幕週【柴田大知コラム】
- 2025/12/4(木) 【チャンピオンズC】重賞最強データ!好走馬を多く送り出す名門厩舎の二頭出しに注目!
- 2025/12/4(木) 【鳴尾記念】重賞最強データ!部門総なめの1頭、“ミライ”を託す鞍上と、いざ栄冠へ
- 2025/12/3(水) 【チャンピオンズC】状態好調のシックスペンス、ダート2戦目で狙うは念願のG1V!
- 2025/12/3(水) 【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロが3度目の正直でタイトル獲りへ!
- 2025/12/1(月) 【2歳馬情報】英G1を制したディアドラの全妹など、良血馬たちがデビュー!
- 2025/11/30(日) 【京阪杯】ペースも味方に差し切り勝利!エーティーマクフィが重賞初V!
- 2025/11/30(日) 【ジャパンC】驚異のレコード!フランスのカランダガンが激戦を制す





