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1番人気に応えた良血ジェラシーが母、祖母のリベンジに挑む!
2016/5/1(日)
●5月1日(日) 2回東京4日目11R スイートピーS(芝1800m)オークスへの2枚の切符をかけたスイートピーSは1番人気のジェラシー(牝3、美浦・菊沢厩舎)が、好位追走から直線を向き、先に抜け出したフロムマイハートを競り落としてトップでゴール。母系にリンカーン、アンライバルド、ヴィクトリーといった活躍馬がいる良血が大舞台への切符を掴み取った。
道中はゆったりとしたペースで、鞍上の横山典弘騎手が懸命になだめながら好位を追走。ジェラシーの後ろにも折り合いを欠く馬が多くいる中、3コーナーではしっかりと折り合いが付き、抜群の行きっぷりで直線へ。フロムマイハートの粘りに手を焼いたものの、最後は他馬をねじ伏せる格好で堂々と1番人気に応えて見せた。
母系には前述の通り、活躍馬が多数いる良血だが、母のグローリアスデイズはフローラS2着からオークスに臨んだが14着。祖母のグレースアドマイヤは4歳牝馬特別(現フローラS)3着でオークスの出走権を取りながら、故障で本番の舞台を踏めなかった。
管理する菊沢隆徳調教師は「しっかり仕上げて臨みました。スローペースを見越し、ジョッキーが好位でうまく脚をためてくれましたよ。抜け出してふわっとするところがあるので、追い出しをぎりぎり待ち、強い競馬ができました。距離に関しては延びても大丈夫でしょうし、あとは疲れをきちんと癒して、来週末までにはオークスの出否を決めたいと思います」と本番出走への明言は避けたが、当然大きな期待を抱いているだろう。
母、祖母のリベンジへ、今後は10キロ減っていた馬体重の回復がカギとなるが、追って確かな末脚と勝負根性、そして血統背景は桜花賞組の脅威となるはずだ。
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