ロジチャリスがしぶとく脚を伸ばし連勝!…メイS

5月21日(土)、2回東京9日目11Rでメイステークス(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ロジチャリス(牡4、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.8(良)。

2着には1馬身1/4差で10番人気・ゼロス(牡7、栗東・松元茂厩舎)、3着には1/2馬身差で6番人気・ミュゼゴースト(牡4、美浦・大江原厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレアリスタ(牡4、美浦・堀厩舎)は4着に敗れた。

ゼロスが好スタート好ダッシュを決めたが、テイエムイナズマがハナを主張し、この2頭がレースを引っ張る形となる。単独3番手にミュゼゴースト、少し離れてコスモソーンパク、サトノアポロが続き、ロジチャリスはこの後ろ6番手。1番人気レアリスタはここからまた少し離れた後方11番手でレースを展開。
馬群はやや縦長のまま最終コーナーを周り直線へ入ると、ロジチャリスら中団勢が進出を開始。しぶとく粘るゼロスだったが、最後にロジチャリスが楽に交わすとそのままゴール板を通過。後方勢も一気に追い上げてきたが、ミュゼゴーストの3着が精一杯。レアリスタも後方から良い脚を見せたが4着止まりだった。

勝ったロジチャリスは、前走の春興S(1600万下)から連勝でオープン初勝利。今年1月の節分S(1600万下)では、後にダービー卿チャレンジ(G3)を制するマジックタイムに0.3差の3着と好走するなど、好調ぶりが窺えた。今後の活躍からも目が離せない。馬主は久米田正明氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。

以下5着までの騎手コメント

1着 ロジチャリス(戸崎圭騎手)
「前にカベを作りたかったので外枠はどうかと思っていましたが、良い競馬が出来ました。あまりペースが流れず良い感じでしたし、最後はしっかり伸びてくれました」

2着 ゼロス(三浦騎手)
「落ち着いていて乗りやすかったです。ゲートも決まって、良い位置からリズム良く運べました。自分のリズムで運べた分、最後まで止まらずに走れました」

3着 ミュゼゴースト(大野騎手)
「スムーズに運べましたし、その分最後ももうひと踏ん張りしてくれました。渋太かったですね」

4着 レアリスタ(福永騎手)
「最後もよく伸びていますが、同じ脚色になってしまいます。もう少し前のポジションから運んでも良かったかもしれません」

5着 テイエムイナズマ(古川騎手)
「今日はゲートを普通に出ました。行く気はありませんでしたが、馬なりで行く形になりました。今日のメンバーを見るとこの形は想定内でしたし、道中も良いペースで運べましたが、最後はハンデもありますし体が減った分もあったかと思います。それでも大きく負けてはいませんし、よく走っています」

メイステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

ロジチャリス
(牡4、美浦・国枝厩舎)
父:ダイワメジャー
母:プラチナチャリス
母父:Rock of Gibraltar
通算成績:12戦5勝


ロジチャリス


ロジチャリス


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