【日本ダービー】万全の態勢プロディガルサン田辺「上位陣の一角を崩したい」

25日、日本ダービー(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青葉賞4着のプロディガルサン(牡3、美浦・国枝厩舎)は、田辺裕信騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.6-67.6-53.0-39.1-12.8秒をマークした。

【田辺裕信騎手のコメント】
「先週の1週前追い切りにも乗りました。そのときは、先生としては折り合いの感触を確かめてもらいたかったようですが、テンから良いペースで行きましたし、時計も速かったので折り合い面は苦労しませんでした。今日の追い切りはゆっくりでしたが、思ったよりも先週と変わりありませんでしたし態勢は整っています。

折り合い面についても良いイメージを持っています。以前この馬に乗った戸崎騎手から、ハミにブラ下がる格好で走るところが気になると聞いていましたが、それでも上位に食い込んできたように力があると思います。本番では馬も気合いが入るでしょうけど、少しでもリラックスして走れるように考えていきたいです。今年は特に骨っぽいメンバーが揃っていますが、やれないわけではないと思いますし何とか隙を突いて上位陣の一角を崩したいですね」

プロディガルサン


前走、NHKマイルC8着のブレイブスマッシュ(牡3、美浦・小笠厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F83.4-68.1-53.6-39.5-12.9秒をマークした。

【小笠倫弘調教師のコメント】
「前走は8着でしたが、一線級相手でもポテンシャルの高さを見せてくれましたし、良いレース内容だったと思います。レース間隔が詰まっていますが、順調にきています。今日の追い切りは折り合い重視で、後ろから終いを伸ばす形でやりました。今回は2400に距離が延びますが、得意コースですしジョッキーが手の内に入れているので上手くリードしてくれるのではないかと思っています」

ブレイブスマッシュ


前走、青葉賞8着のマイネルハニー(牡3、美浦・栗田博厩舎)は、柴田大知騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.2-55.2-40.9-13.6秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「前走後も順調にきています。周りに馬がいないで1頭だと気持ち良く走りますし、予定通りにきています。今回は距離が延びますけど、血統的には十分もつと思います。あとは後ろから突かれず、スムーズに運べればと思っています」

マイネルハニー