【函館スプリントS】叩き合いを制した50キロのソルヴェイグがレコードV!

6月19日(日)、1回函館2日目11Rで第23回函館スプリントS(G3)(芝1200m)が行なわれ、丸田恭介騎手騎乗の12番人気・ソルヴェイグ(牝3、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.8(良)。

2着にはハナ差で2番人気・シュウジ(牡3、栗東・須貝尚厩舎)、3着には1馬身1/4差で7番人気・レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田智厩舎)が続いて入線した。

ローレルベローチェが宣言通りに押してハナへ。ソルヴェイグが番手に付け、シュウジ、アクティブミノル、キャンディバローズ、レッツゴードンキ、オメガヴェンデッタと差がなく追走。オデュッセウスは中団やや後ろ、連覇を狙うティーハーフは後方4番手からいつものように終いの脚にかける。
速い流れでレースは進んで、逃げたローレルベローチェは直線入口で徐々に後退。代わってソルヴェイグが先頭に立ち、内からシュウジが並びかける。外からアクティブミノルも詰めてくるが、ソルヴェイグ、シュウジの脚色が衰えず、3歳馬2頭の一騎討ちに。一旦はシュウジが交わしたかに見えたが、ゴール直前でもうひと伸びしたソルヴェイグがハナ差シュウジを抑えて1着。3着には内で脚を伸ばした昨年の桜花賞馬レッツゴードンキが入った。

勝ったソルヴェイグは、今年のフィリーズRの勝ち馬で重賞2勝目。50キロの軽量とはいえ、初の古馬相手、しかも重賞で牡馬を封じたのは立派。近親にはスプリント戦での活躍馬も多く、秋にはビッグタイトル奪取の期待がかかる。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「イプセンの戯曲「ペールギュント」に登場する金髪の美少女」。

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ソルヴェイグ
(牝3、栗東・鮫島厩舎)
父:ダイワメジャー
母:アスドゥクール
母父:ジャングルポケット
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
16年函館スプリントS(G3)
16年Fレビュー(G2)

ソルヴェイグ

ソルヴェイグ

ソルヴェイグ

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