おかえりなさい！ 宮下瞳ジョッキーが名古屋競馬場で現役復帰！ 初戦は8着

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提供：重賞トレンドジャッジ
宮下瞳

5年ぶりにレースで騎乗した宮下瞳騎手


8月17日(水)、名古屋競馬場で宮下瞳騎手が現役復帰。宮下騎手は95年10月に名古屋競馬所属騎手としてデビュー。05年、同じく名古屋競馬所属の小山信行騎手と結婚。2011年に現役を引退するまでに地方通算626勝を挙げ、女性騎手最多勝記録を持つ。引退後は2児の母となり、育児に専念していたが、復帰を目指してトレーニングを積んでおり、今回晴れて復帰することとなった。

5年ぶりに馬上での姿を披露した第2レースでは、ダンスダンスダンスに騎乗。スタートから果敢に押して先頭に立ち、道中はレースの流れを支配する形に。4コーナーで後退し、8着でのフィニッシュとなったが、ブランクを感じさせない積極的な運びで場内を沸かせた。

続く第3レースでは、トナンナースナオミに騎乗。単勝3番人気の支持を集めた。このレースでもスタートから出ムチを入れて先行する積極的なレースを披露。道中は好位3番手で前を追い、最後は勝ち馬のスピードには及ばなかったものの、粘り込んで3着を確保。復帰2戦目で馬券に絡む好騎乗を見せた。

そして今日最後の騎乗となった第6レースはソラニサクハナに騎乗。五分のスタートからステッキで気合を付けて、道中はちょうど中団くらいのポジションをキープ。前3頭が後続を引き離し、中団から後方の各馬には厳しい展開となったが、それでも最後までしぶとく末脚を伸ばして4着に入線。初日は8着→3着→4着と勝利こそ挙げられなかったものの、積極的なレース運びで見せ場十分の内容で初日を終えた。

なお、第7レース終了後、ウィナーズサークルにおいて宮下騎手の復帰セレモニーが行われる予定となっている。

宮下瞳

無事に復帰初戦を終え、安堵の笑みもこぼれた


宮下瞳