【紫苑S】ビッシュ ひと夏越して成長「体を気にせず稽古が出来る」

ビッシュ

7日、紫苑S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オークス3着のビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.2-54.6-40.8-13.5秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「前走後は少し疲れが出たので、ノーザンファーム天栄へ放牧に出して疲れをケアしてもらいました。その後はここを目標に天栄でもジックリ乗ってもらって、体を増やして厩舎に帰ってきました。帰厩後も順調で良い状態です。今日の追い切りは戸崎騎手が騎乗しましたが、良い感じを掴んでくれたようです。元々フットワークが良い馬で実際の体よりも大きくみせますが、今日は一段と大きく見えましたし、以前と比べて体を上手く使えるようになってきたかと思います。

春シーズンはどうやってカイバを食べさせようかと考えていましたが、今回は天栄から元気一杯で帰ってきましたし、体を気にせず稽古が出来ているので良い感じでレースに送り出せます。ここで走れないようでは本番でも勝負になりませんし、良いレースをしてもらいたいと思っています」

前走、オークス14着のウインファビラス(牝3、美浦・畠山吉厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.4-54.2-39.5-13.5秒をマークした。

【畠山吉宏調教師のコメント】
「今日の追い切りは、前の2頭を追いかける形で馬なりでやりました。夏場にリフレッシュさせた効果があったのか、厩舎の馬房でも落ち着いています。気性も大人になってきていますし、距離2000も克服してもらいたいですね」