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【神戸新聞杯】エアスピネル重馬場苦にせず52.7秒 王道貫き菊へ前進
2016/9/21(水)
21日、神戸新聞杯(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
笹田和秀調教師はダービーに出走した2頭の管理馬で挑む。春の二冠をともに4着と惜敗したエアスピネル(牡3、栗東・笹田厩舎)は坂路での最終追い。重馬場というコンディションの中、4Fから52.7-38.6-25.2-12.3秒と好時計をマークした。
「1週前はジョッキーを乗せて気合を乗せてもらうのはいつものパターン。今週はレースを想定して前に馬を置いて最後に交わす形でやりました。先週はモタモタしてたけど、しっかりと改善できていましたね」と笹田師。
今回は阪神の外回り、2400mコースになるが、その点に関しては「阪神で結果も出しているし、距離もダービーで経験していますから。強い馬を何とか負かしたいとは思いますが、まずは本番につながる走りを期待したいですね」と不安の色は全く感じられない様子だ。今年は弥生賞からここまで「王道」と云われているローテを無事にこなしてきたのはこの馬だけ。先週、屈腱炎で戦線離脱したリオンディーズの分も、結果を残して菊花賞に向かいたいところだ。
もう1頭の管理馬、レッドエルディスト(牡3、栗東・笹田厩舎)も坂路での追い切り。4F53.8-39.0-25.1-12.4秒を計測。1週前にはCWで前述エアスピネルをアオる動きを見せ、引き続き好調子をキープしている。
笹田師は「まずまずこの馬なりに動けていましたね。今週は坂路でやったが、まだ背腰に力が付ききっていないところがあるから、ここがパンとしてくればもっと瞬発力が出せると思います。この感じならトライアルにいい仕上げで臨めますよ」とコメント。青葉賞ではメンバー唯一の上がり33秒台となる33秒9の末脚を披露し、ダービーへの出走権を獲得。本番は9着に敗れたものの33.7秒の脚を使っており、秘めたポテンシャルは上位勢に劣らない。血統面からも距離延長はプラス材料で、最後の一冠に向けてここで見せ場を作っておきたいところだ。

レッドエルディストは坂路で終い12.4秒を計測
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