【毎日杯】条件ドンピシャ!出世レースの好走条件を満たした「意外なダークホース」が出現!?

この舞台のアルメリア賞を勝ったドットクルー

この舞台のアルメリア賞を勝ったドットクルー


2013年のキズナ、2017年のアルアイン、そして2021年のシャフリヤール。

毎日杯(G3)は近10年の勝ち馬から、3頭のクラシックホースを輩出している出世レースとして知られています。

今年の牡馬クラシック路線はかなりの混戦模様だけに、ココで結果を残した馬は皐月賞・ダービーでも当然注目が集まることでしょう。

そんな毎日杯ですが、好走馬には非常に分かりやすい「共通点」が2つあります。

まずひとつは「前走でメンバー3位以内の上がり3ハロン」をマークしていた馬、これがとにかく強い!

▼前走上がり順位別成績(過去5年)
前走上がり1位[3-4-3- 9]勝率15.8% 複勝率52.6%
前走上がり2位[1-1-0- 9]勝率 9.1% 複勝率18.2%
前走上がり3位[1-0-2- 3]勝率16.7% 複勝率50.0%
上がり4位以下[0-0-0-15]勝率 0.0% 複勝率 0.0%

直近5年の馬券対象馬15頭全てがこの条件を満たしていて、そのうち10頭は「前走上がり最速」を計時。複勝率は半数超えの52.6%、しかも複勝回収率は130%を記録しており、該当馬を全部買ってもプラスになる計算です!

毎日杯が行われるのは阪神競馬場の芝1800mコース。外回りで直線が約470mと長いため、とにかく末脚の質が問われる舞台です。

前走でメンバー上位の上がりをマーク=良質な瞬発力の証明。直近のレースで末脚に見どころのあった馬が、純粋に走りやすい点は納得できますね。

そして同時に注意したいのが「前走着順」です。直近5年の馬券対象馬15頭のうち、2019年3着のヴァンドギャルド(前走きさらぎ賞4着)を除いた14頭全てが、前走で1~3着と馬券内に好走。

特に「前走1着馬」が連続好走するケースが多く、過去4年では4頭が「前走1着」から重賞制覇を収めています!

▼前走着順別成績(過去5年)
前走1着[4-4-3-17]勝率14.3% 複勝率39.3%
前走2着[0-0-1- 6]勝率 0.0% 複勝率14.3%
前走3着[1-1-0- 2]勝率25.0% 複勝率50.0%
前走4着[0-0-1- 2]勝率 0.0% 複勝率33.3%
5着以下[0-0-0-10]勝率 0.0% 複勝率 0.0%

今年の出走馬で「前走上がり最速」「前走1着」この条件を満たしているのは……


アドマイヤイル
→前走未勝利戦1着

ドットクルー
→前走アルメリア賞1着

ノッキングポイント
→前走1勝クラス1着

こちらの3頭になります!中でも注目はドットクルーです。19年1着ランスオブプラーナ、22年1着ピースオブエイトと同じく「アルメリア賞」からの参戦となります!データ的にはピッタリの条件だけに、ココは注目の1頭といえそうです!