【オールカマー】ゴールドアクターが貫禄の重賞4勝目!マリアライト伸び切れず5着

ゴールドアクター

9月25日(日)、4回中山6日目11Rで第62回 オールカマー(G2)(芝2200m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の1番人気・ゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.9(良)。

2着にはクビ差で3番人気・サトノノブレス(牡6、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身差で6番人気・ツクバアズマオー(牡5、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。2番人気のマリアライト(牝5、美浦・久保田厩舎)は5着に敗れている。

先行馬が多いメンバー構成だったが、クリールカイザーが抜け出したところに、外からエーシンマックスがハナを主張。人気のゴールドアクターが中団に位置し、その後方をマークするようにマリアライト。レース中盤ではエーシンマックスが大逃げする展開に。 4角付近でゴールドアクターとマリアライトが揃ってスーッとスパートしていくと、先行していたクリールカイザー、サトノノブレスも抵抗。そこに後方からツクバアズマオーも加わるが、一方でマリアライトの伸びはひと息。ゴール前まで追い比べは続いたが、最後にゴールドアクターがサトノノブレスをねじ伏せた。

勝ったゴールドアクターは前走の天皇賞こそ12着に大敗も、これで重賞4勝目。昨年の有馬記念を制するなど昨夏から今春にかけて、5連勝した実力を証明してみせた。今後はジャパンカップ、有馬記念を視野に入れており、今後に弾みのつく秋初戦となった。

馬主は居城寿与氏、生産者は新冠町の北勝ファーム。馬名の意味由来は「冠名+男優」。

手綱をとった吉田隼騎手は「跨った時に天皇賞より落ち着いていて、これなら良いな、と思いました。マリアライトがいるのはわかっていましたが、自信を持って仕掛けました」と手応えのほどを語れば、マリアライトの蛯名正義騎手は「ついて行けませんでしたね。動いていきたかったのですが、距離を縮めるのが精一杯。すぐに置かれてしまいました。馬具など試す必要があるのかもしれません」とコメント。想定外の走りに首を傾げていた(詳しいレポートは別トピックスにて後ほど更新いたします)。

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  • ゴールドアクター
  • (牡5、美浦・中川厩舎)
  • 父:スクリーンヒーロー
  • 母:ヘイロンシン
  • 母父:キョウワアリシバ
  • 通算成績:16戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 16年オールカマー(G2)
  • 15年有馬記念(G1)
  • 16年日経賞(G2)
  • 15年アルゼンチン共和国杯(G2)

ゴールドアクター
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