【POG】ブエナビスタの初仔コロナシオンが豪快に差し切りV!…京都新馬

コロナシオン

10月16日(日)、4回京都5日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・コロナシオン(牝2、栗東・池添学厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.0(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・サトノシャーク(牡2、栗東・池江寿厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・オースタラ(牝2、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

名牝ブエナビスタの初仔・コロナシオンのデビュー戦。長い向こう正面でまず先頭に立ったのはフィールドステイ。ゆったりとした流れを作り、レッドオルガ、サトノシャークは中団。注目のコロナシオンは後方3番手をゆうゆうと追走する。
坂の下りでペースが上がってもコロナシオンは馬の気持ちに任せてまだ後方。直線に入り、逃げるフィールドステイにオースタラが並びかけ、2頭が後続を突き離しにかかる。そこへゴーサインが出たコロナシオンが大歓声とともにグングン迫ると、残り50mで並ぶ間もなく一気に交わしてゴール。2着はコロナシオンの内で脚を伸ばしてきたサトノシャーク。2番人気のレッドオルガは伸びを欠いて5着に敗れた。

勝ったコロナシオンは、ジャパンC、天皇賞(秋)などG1を6勝した名牝ブエナビスタの初仔で、クラブでの募集価格は7000万円。その血統から大きな注目を集め、調教でも機敏な動きを見せていたが、直線でエンジンが掛かってからの脚はまさに豪快のひと言。母譲りの豪脚で期待通りの初陣を飾った。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「戴冠式(西)」。

【池添学調教師のコメント】
「序盤は進んでいかず、心配しましたが、最後は血のなせる業ですね。大事に使っていきたかったので、今まで一杯に追うことがなかったので、これだけの脚をつかってくれるとはびっくりしました。やっぱりいい瞬発力を持っていますね。今後は状態をみて決めていきたいです」

【C.ルメール騎手のコメント】
「ピッチ走法でエンジンのかかりが遅かったですね。でも、反応してからはいい脚をつかってくれました。能力がありますね」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • コロナシオン
  • (牝2、栗東・池添学厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ブエナビスタ
  • 母父:スペシャルウィーク
コロナシオン
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