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【ファンタジーS】2歳女王へ前進 ミスエルテが次元の違う末脚でデビュー2連勝!
2016/11/5(土)
11月5日(土)、5回京都1日目11Rで第21回ファンタジーS(G3)(芝1400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・ミスエルテ(牝2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.8(良)。
2着には1馬身1/4差で12番人気・ショーウェイ(牝2、栗東・斉藤崇厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・ディアドラ(牝2、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。
1番人気のミスエルテが出遅れて後方からの競馬。押してショーウェイがハナに立ち、モンロー、ドロウアカードが2、3番手。ヤマカツグレースは中団やや後方。ミスエルテは後方3番手で脚を溜め、その外でディアドラがマークする。4コーナーを迎えても隊列は大きく変わらず、ミスエルテは依然後方のポジション。
ショーウェイが先頭で直線を向くと、ゴールドケープ、ドロウアカードが徐々に差を詰めようとするが、なかなかその差が詰まらない。そのままショーウェイが逃げ切るかと思われたところを大外から次元の違う伸びでミスエルテが瞬く間にショーウェイを捕らえてゴール。重賞初勝利を挙げた。
勝ったミスエルテは、14戦無敗、G1を10勝した怪物・フランケルの仔で、9月24日の新馬戦(阪神)を追うところなしの快勝。キャリア1戦ながら、重賞挑戦となったこのレースも単勝1.4倍の圧倒的な1番人気に支持され、その期待に応える圧巻の末脚で2連勝。G1タイトル奪取へ大きく近づいた。フランケル産駒はJRA重賞初勝利。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「私の幸運(西)」。
- ミスエルテ
- (牝2、栗東・池江寿厩舎)
- 父:Frankel
- 母:ミスエーニョ
- 母父:Pulpit
- 通算成績:2戦2勝
- 重賞勝利:
- 16年ファンタジーS(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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