ウインプリメーラ、マルカフリートが競走馬登録を抹消

ウインプリメーラ

6歳の京都金杯で素質が開花したウインプリメーラ

今年の京都金杯を制したウインプリメーラ(牝6、栗東・大久龍厩舎)が25日付けで競走馬登録を抹消された。

デビュー2戦目で勝ち上がると、3歳春のチューリップ賞で2着に入り、桜花賞にも駒を進める(11着)。4歳夏の降級後は条件戦でコツコツと崩れずに戦歴を重ね、昨年夏のパールSを勝利してオープンに復帰。小倉記念3着などを挟んだ後、今年の京都金杯で重賞初制覇を飾った。秋にはポートアイランドSを逃げ切って重賞ウイナーの意地を見せ、20日のマイルCSで12着に敗れたのを最後に、ターフを去ることとなった。今後は北海道新冠郡新冠町のコスモヴューファームで繁殖牝馬となる予定。

馬主は(株)ウイン、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+第一級の、最高級の(西)」。

  • ウインプリメーラ
  • (牝6、栗東・大久龍厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:エリモプリティー
  • 母父:フォーティナイナー
  • 通算成績:33戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年京都金杯(G3)


マルカフリート

11年北海道スプリントを制したマルカフリート 10歳まで息長い活躍を見せた

11年の北海道スプリントCを制したマルカフリート(牡10、栗東・浜田多厩舎)が22日付けで競走馬登録を抹消された。

デビューから一貫してダート戦を使われ、4歳秋にオープン入りを果たすと、5歳6月の交流重賞・北海道スプリントCで重賞初制覇を挙げる。その後は重賞勝ちこそなかったものの、2歳から9歳まで毎年勝利を挙げる息の長い活躍でダート短距離路線を彩った。今後は北海道のJRA日高育成牧場で乗馬となる予定。

  • マルカフリート
  • (牡10、栗東・浜田多厩舎)
  • 父:アフリート
  • 母:スプリングアマイン
  • 母父:タヤスツヨシ
  • 通算成績:35戦10勝
  • 重賞勝利:
  • 11年北海道スプリントC(G3)