【POG】サウンディングベルが好位からあっさり抜け出しデビューV!

サウンディングベル

12月24日(土)、5回中山8日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の9番人気・サウンディングベル(牡2、美浦・南田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:40.0(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・アイアムビューティ(牝2、美浦・奥平雅厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・グラスルアー(牡2、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマツリダウメキチ(牡2、美浦・国枝厩舎)は4着に敗れた。

ウンディングベルは好スタートを決めて、外目の3番手を追走。ハナを切っていったのがハクサンジョイで、1000m通過が1分4秒台のスローペースで、馬群が一団のまま進む。直線に向いたところで、サウンディングベルにステッキが1発、2発入ると即座に反応して先頭に立つ。外からはグラスルアー、アイアムビューティがジリジリと追い込んでくるが、なかなか差が詰まらない。最後まで1馬身半ほどのリードを保ったまま、サウンディングベルが押し切り勝ちを決めた。

勝ったサウンディングベルは半兄に川崎所属で大井の3歳重賞・京浜盃を勝ったパンタレイ、近親に12年の東京ダービーを勝ったプレティオラスがいる、牧場ゆかりの血統。スクリーンヒーロー産駒はこの世代9頭目の勝ち上がりで、札幌2歳Sをトラストが制している。
馬主は伊達敏明氏、生産者は日高町のサンシャイン牧場。馬名の意味由来は「鳴り響く鐘」。

1着 サウンディングベル(勝浦騎手)
「センスの良い馬ですね。ゲートも上手に出ましたし、スッと折り合いがつきます。追ってからもしっかり反応してくれました。今後に期待します」

2着 アイアムビューティ(奥平調教師)
「テンションを上げないように気を付けて調整してきました。競馬でも前に馬を置いてガマンが出来ましたし、心配していた課題も問題なく走れました。使って更に良くなると思いますが、テンションに気を付けて調整していきたいと思います」

3着 グラスルアー(吉田豊騎手)
「まだ子供ですね。返し馬でも鳴いたり、悪さをしようとしたりしています。スローペースの外めをそれほどムキにならず上がっていけましたが、ハミの取り方がまだ極端なところがあります。経験を積みながら競馬を覚えていけば良いと思います」

4着 マツリダウメキチ(蛯名騎手)
「スムーズな競馬が出来ましたが、最後は他馬と同じ脚色になってしまいました。まだ幼さがありますし、使いながら徐々に慣れてくればと思います」

5着 サーストンバッカ(吉田隼騎手)
「トビの大きい馬ですしスタートしてからは出たなりで運びましたが、今日はペースが遅かったですね。一本調子な感じはありますが、追えば反応しますし最後も脚を使ってくれました。もう少しペースが流れてくれれば、更に良かったと思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • サウンディングベル
  • (牡2、美浦・南田厩舎)
  • 父:スクリーンヒーロー
  • 母:メダーリア
  • 母父:アフリート

サウンディングベル
サウンディングベル

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