【POG】良血インシュラーが直線の叩き合いを制しデビューV!…東京新馬

インシュラー

1月29日(日)、1回東京2日目5Rで3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・インシュラー(牡3、美浦・宗像厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.2(良)。

2着には半馬身差で8番人気・シングンマイケル(牡3、美浦・高市厩舎)、3着には3馬身差で10番人気・サルダーナ(牝3、美浦・勢司厩舎)が続いて入線した。

インシュラーはまずまずのスタートから先団グループの直後を追走。ミツカネハートが飛ばす展開の中、道中はしっかりと折り合いがつき、前を射程圏に入れて第4コーナーをカーブする。坂下まで持ったままの手応えで上がっていき、直線半ばで堂々と先頭に立つ。最後、内から迫ってきたシングンマイケルの追撃を退け、1番人気に応えてデビュー勝ちを決めた。

勝ったインシュラーは半兄に5勝を挙げてオープンで活躍したキングレオポルドがおり、近親には昨年のマイルCSなどG1・2勝を含む重賞6勝のミッキーアイルがいる良血馬。父マンハッタンカフェはこの世代16頭目の勝ち上がりとなり、シンザン記念2着のタイセイスターリーなどがオープンで活躍している。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「島の民。世界の舞台で「島国日本」の根性を発揮してほしい」。

1着 インシュラー(宗像義忠調教師)
「先週、除外されましたが、ひと追いごとに反応が上向いていました。まだ粗削りでも、すんなりとゲートを出てくれました。1頭になってふわふわしたので、ジョッキーは他馬が来るのを待ったと言っていましたよ。成長途上だけに、いったん楽をさせ、次のレースに向わせたいと思います」

2着 シングンマイケル(武士沢騎手)
「初戦からしっかり反応。まだまだ良くなります」

3着 サルダーナ(柴山騎手)
「道中の感触が良かったですし、最後も伸びています。いい素質がありますよ」

6着 スペシャルタレント(吉田豊騎手)
「出していったが、小脚が使えないタイプ。3、4コーナーでもたついたね。直線は伸びているし、使えば変わるよ」

7着 アルコ(蛯名騎手)
「成長する途上。これから力を付けてくる」

8着 ウラドラブルース(野中騎手)
「行き脚が付きませんでした。スピードに乗ってからの走りはいいですし、変わってくると思いますよ」

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  • インシュラー
  • (牡3、美浦・宗像厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:アイルドフランス
  • 母父:Nureyev

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