【クイーンC】フローレスマジック馬体充実「前走後に休みを挟めたことはプラス」

フローレスマジック

8日、クイーンC(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アルテミスS2着のフローレスマジック(牝3、美浦・木村厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.0-39.0-12.8秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走後は放牧に出しましたが、牧場でもしっかりやれていましたし帰厩した時点で前走から20キロ近く増えて体も戻ってきました。先週の水曜と日曜に動かしてきて今日は3頭併せで追い切りましたが、乗るごとに動きの質が上がってきています。若い牝馬ですし、前走後に休みを挟めたことはプラスだと思います。まだ若さがありますし血統的にもこれからの馬ですが、現時点での能力も高いですし先に繋がる競馬が出来ればと思っています」

前走、菜の花賞1着のスズカゼ(牝3、美浦・伊藤正厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.7-37.6-24.3-11.9秒をマークした。

【伊藤正徳調教師のコメント】
「前走は終いに良い脚を使ってくれましたね。重賞に挑戦するので、今週は坂路でしっかりやりました。調教駆けするタイプですし、良い動きだったと思います。縁のある血統でこの馬の祖母から見てきましたが、気持ちで走るタイプが多いですし闘志があるので競馬でも相手なりに走ってくれます。ここでも十分やれると思っています」