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一族に華添えたトーセンビクトリー 武豊は伸びしろを実感「まだまだ良くなるよ」
2017/3/12(日)
華々しい一族にまた一つ勲章が加わった。5番人気のトーセンビクトリー(牝5、栗東・角居厩舎)が好位抜け出しの正攻法でG1馬、重賞馬を退け、初重賞制覇を飾った。
「スタートが良かったですし、前に行く馬はいなければハナも考えていました」と武豊騎手が振り返ったように、抜群のスタートを切ると、内枠を活かして経済コースを確保。外から、プリメラアスール、パールコード、サンソヴールが主張してくるも、慌てず3番手から1コーナーを回る。
向正面入口では、やや手綱を引く素振りを見せるものの、「あのポジションを取れた事がよかったですね。我慢してくれました」と絶好位をキープ。1000m通過ラップが1分2秒3のゆったりとしたペースで、先行馬に有利な展開でレースは進む。
「遅かったですね。でも、折り合ってくれましたし、手応えよく直線に迎えました」との言葉とおり、4角で後続の馬が前に詰めよっても慌てず、抜け出しのタイミングを図る。残り200m地点でムチを一発入れると素早い反応を見せ、2馬身前の先頭集団に遅いかかる。外から1番人気のマジックタイムが強襲するも、パートナーが最後まで辛抱し、重賞初制覇を飾った。
レース後、武豊騎手は「血統が良いですし、早くから期待していた馬ですからね。重賞が獲れてよかったです。まだまだ良くなりますよ。自分も中山では久しぶりに重賞勝てましたし、嬉しいです」と満足気。5歳になっても、更なる成長に期待を寄せた。
管理する角居勝彦調教師は「体重の上下がしなくなったし、カイバも食べるようになってきました。おかげで以前よりもトレーニングに取り組めるようになりました。次に関しては未定ですが、豊さんと話してきめたいと思います」と成長を感じ取っていた様子だった。
兄トゥザグローリーは2度有馬記念で好走、トゥザワールドも弥生賞を制するなど中山適性が高い一族。昨年ヴィクトリアマイルに挑戦するも思うような結果を残す事が出来なかった。昨年とは一味違うところをG1の舞台で見せてくれるのか、期待して待ちたい。
▲中山での重賞制覇は昨年のAJCCで勝ったディサイファ以来中山牝馬Sは97年のショウリノメガミ以来2度目の制覇。
プレゼンターの倉持明日香さんと共に記念撮影
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