【スプリングS】モンドキャンノ「うまく息を入れる競馬をさせたい」

モンドキャンノ

15日、スプリングS(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、朝日杯FS2着のモンドキャンノ(牡3、栗東・安田隆厩舎)は、助手を背に3歳未勝利のメイトサンを0.9秒追走。終始馬なりのまま徐々に差を詰めて同入フィニッシュ。4F53.1-38.9-25.2-12.3秒をマークした。

先週は栗東に駆け付けた大野拓弥騎手を背にCWコースで4F追い。軽快な動きを披露していたが、この最終追い切りでも気持ち良さそうに登坂し、安田隆行調教師も「先週にジョッキーを乗せて感触を掴んでもらっています。久しぶりでも体勢は整っていますよ」と仕上がりに自信を見せる。

春の大目標をNHKマイルCに置くが、今回は敢えて1F距離が延びる皐月賞トライアルを選択。「今後を見据える意味で、より本番(NHKマイルC)に直結するのはここと考えました。中山は前半でゴチャつくケースが多い。コーナー4つ条件でうまく息を入れる競馬をさせたい」と師は課題を挙げるが、前走のレースぶりや中間の成長した姿を見ると、1F延長も問題なさそう。2歳王者サトノアレスとの再戦でリベンジを果たすことが出来るか大いに注目となる。