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【高松宮記念】レッドファルクス尾関師「ゴスペルの分まで頑張ってもらいたい」
2017/3/22(水)
22日、高松宮記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、香港スプリント12着のレッドファルクス(牡6、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.4-51.6-38.3-12.8秒をマークした。
「前走後は疲れが見られましたが、もしかすると香港遠征前の3戦を頑張って見えない疲れもあったのかと思います。前走から帰国後はミホ分場と山元トレセンで、すごく良いケアをしてもらいました。馬の体調を確認しながら使うレースを考えて、休み明け初戦から高松宮記念を使おうと思って調整を進めてきました。追い切りを重ねるなかでトモなどに疲れが出るタイプですが、今回はそういうところも見られませんし、経験を重ねながら馬体的にもまだ成長してくれているかと思います。いかにこの馬が気持ち良く走れるかを考えながら調整していますが、それに近づきつつあります。
1、2年前の追い切りではもう少しモタモタしたと思いますが、今日はすごく良い動きでした。私見になりますが、スプリンターズSのときは正直いろいろなプラスアルファがないと勝てないかと思っていましたけど、上手くいってG1ウィナーになれました。今回の高松宮記念は結果の出ている左回りですし、コース適性も含めてイメージ的にこの馬が普通に走れる状態を作ってあげられればいいかと思っています。
一昨年、昨年と賞金が足りず高松宮記念に出られませんでしたが、今年はようやく辿り着けました。今年のここまでのスプリント路線を見ているとリタイアする馬も出ていますし、無事に出走させることが一番だと改めて思いました。ウチの厩舎から去年まで5年連続で高松宮記念に出走したサクラゴスペルが新天地へ移りましたし、ゴスペルの分まで頑張ってもらいたいです。この馬は中京コースが大好きだと思いますし、中京へ足を運んでくださるファンの皆様にもこの馬を大好きになって応援してもらえれば嬉しいです」
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