【日経賞】レインボーライン好仕上がり「休み明けもそんなに苦にしない」

レインボーライン

22日、日経賞(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、ジャパンC6着のレインボーライン(牡4、栗東・浅見厩舎)は、坂路で4F57.8-40.4-25.4-12.4秒を馬なりでマーク。実質的な最終追い切りである日曜日に4F52.2秒をマークしており、仕上げに抜かりはない。

若松厩務員も「いつものように週末に速い追い切りをやって、当週は上がりを伸ばしました。調教はそれほど目立つ馬じゃないですからね。馬体重には変化はそれほどないけど、中身は成長してきてると思う。競馬も上手だし、休み明けもそんなに苦にしないと思いますよ」と注目の今季初戦に向けて上々の手応えを掴んでいる。

前走、有馬記念11着のアドマイヤデウス(牡6、栗東・梅田智厩舎)は、岩田康誠騎手が跨がって坂路で単走追い。先週はCWコースで7F78.8秒の好タイムを出していることもあり、今週は終い重点の調整で4F53.6-38.6-24.6-12.1秒をマーク。暮れ以来の実戦で、転厩初戦となるが、攻め量、動きとも合格点の仕上がりだ。

梅田智之調教師は「転厩放牧明け。調教の動きなんかを見ると〝さすが〟と思わせる迫力があるよ。中山との相性もいいし、このレースも勝っている。ゲンのいいレースだし、いいスタートを切れたらいいな」と笑みを浮かべる。2年前の覇者がそれ以来の勝利に燃える。

アドマイヤデウス