ハローユニコーンが連勝で差し切りV…忘れな草賞

4月9日(日)、2回阪神6日目9Rで忘れな草賞(芝2000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・ハローユニコーン(牝3、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.3(稍重)。

2着にはアタマ差で4番人気・アルメリアブルーム(牝3、栗東・高橋康厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・ドロウアカード(牝3、栗東・角田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたイストワールファム(牝3、美浦・古賀慎厩舎)は4着に敗れた。

ハローユニコーンはスタートが合わず後方から。好スタートでハナに立ったのはドロウアカード。アルメリアブルームもゆっくりポジションを取りに行き、1倍台の人気に支持されたイストワールファムは外の5番手付近からレースを進める。縦長の馬群を形成して、4角手前から馬群が凝縮。
先頭のドロウアカードが逃げ切りに持ち込むも、直線で単独の2番手に上がったアルメリアブルームがジワリジワリと差を詰める。外からイストワールファムと馬群の間をぬってハローユニコーンも末脚を伸ばす。先頭の2頭が一進一退の攻防を演出するなか、残り100mで更に一足伸ばしたハローユニコーンがゴール手前で2頭を捕らえてオープン勝ちを決めた。

勝ったハローユニコーンは田辺騎手とのコンビで連勝。今回2000mは初めてだったが、難なくクリア。マイルから中距離まで柔軟にこなすセンスの高さを披露。今年は特に活躍が目立つハーツクライ産駒で、いよいよ重賞の舞台へ挑戦する。15年には忘れな草賞からミッキークイーンがオークスを制しており、今後の選択が注目される。
馬主は株式会社CHEVALATTACHE、生産者は浦河町の村下明博氏。馬名の意味由来は「曲名+伝説の生き物ユニコーン」。

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  • ハローユニコーン
  • (牝3、栗東・鮫島厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:サンタローズ
  • 母父:パントレセレブル
  • 通算成績:8戦3勝


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