【フローラS】フローレスマジック圭太 「オークスに向けて良い走りが出来れば」

フローレスマジック

併せ馬の先頭がフローレスマジック

19日、フローラS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、クイーンC3着のフローレスマジック(牝3、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.8-39.5-12.8秒をマークした。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「前走で初めて乗せていただきましたが、乗りやすくてセンスもありますし良い馬だと感じました。今回は休み明けで中間は跨っていませんが、厩舎サイドから順調にきていると聞いています。折り合いに問題があるわけでもありませんし、前走は全体的に考えるともう少し距離があっても良さそうだったので、東京2000も大丈夫だと思います。軽いフットワークで走りがまとまっていますし、器用さがあります。能力があるのは分かっていますし、リズム良く走らせて良い競馬をしたいです。オークスに向けて良い走りが出来れば、と思っています」

前走、寒竹賞1着のホウオウパフューム(牝3、美浦・奥村武厩舎)は、田辺裕信騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.0-52.7-38.6-12.8秒をマークした。

【奥村武調教師のコメント】
「先週目一杯やっていますし、今週は息を整える程度でした。イブキと併せましたが、ジョッキーも先週より息が良くなっていると話していました。レース間隔はあいていますが、この中間も十分すぎるほど本数を重ねていますし、仕上がりは大丈夫でしょう。馬体重に大きな変わりはありませんが、体が引き締まって胴全体が伸びてきた感じで段々とステイヤーの格好になってきました。子供っぽさが抜けてきて、こういう格好になってほしいなと思っていたように変わってきています。デビュー戦の頃から終いを伸ばす競馬をジョッキーが教えてきていますし、使うごとにその形が身に付いてきています。東京2000の舞台も心配していません。競馬ですから勝ちたいのは当然ですけど、まずはオークスの権利を取りたいです」

ホウオウパフューム