【天皇賞(春)】ワンアンドオンリー鋭く先着 初コンビ和田竜で復活なるか!?

ワンアンドオンリー

26日、天皇賞(春)(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、阪神大賞典7着のワンアンドオンリー(牡6、栗東・橋口厩舎)は、CWコースで古馬1000万のカレンラストショーを大きく追走。終始楽な手応えのまま、最後は1馬身ほどリードをとって6F81.0-65.0-50.7-37.3-12.1秒のタイムで入線。動きに関しては申し分ない状態で大一番に臨む。

手綱をとった和田竜二騎手も「中間はずっと調教に跨っています。先週にもしっかり追い切ってるし、疲れが残りやすいタイプなので、今週は疲れを残さないように考えて調教をしました。いい動きだったと思います。これがレースにもつながってくれたら」と前向きに話す。今年好調の鞍上がテン乗りで持ち味をどう引き出すか注目される。

前走、阪神大賞典5着のスピリッツミノル(牡5、栗東・本田厩舎)は、CWコースで3歳500万のタガノポムルを0.7秒追走。直線は一杯に追われて6F85.1-67.7-52.2-38.2-12.1秒でゴール。わずかに遅れを喫したものの、しっかりとした脚色でゴールを駆け抜けた。

本田優調教師は「追い切り時計は目立たないけど、この馬にしたら悪くない数字だよ。うん、具合はいいね。スタミナはある馬だし、道中を気合をつけながら2、3番手ぐらいで運びたい。いつもそうだけど、いかに集中して走れるかだね」と先行策で粘り込みを図る。

スピリッツミノル

前走、日経賞7着のヤマカツライデン(牡5、栗東・池添兼厩舎)は、松山弘平騎手を背にCWコースを単走で終い一杯に追われ、6F81.0-65.3-51.2-37.5-11.6秒の好タイムをマーク。デキは高いレベルでキープされている。

「やればいくらでも走る馬。先週にもやってるし、オーバーワークにならないようにおしまい重点で追い切った。動きは良かったんじゃないの。ここも自分の競馬をするだけ。引き離すぐらいで逃げてもいい」と池添兼雄調教師は逃げ宣言。ここもレースを引っ張る構えだ。

ヤマカツライデン