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【かきつばた記念】兵庫・トウケイタイガーが鮮やかに逃げ切り交流重賞初制覇!
2017/5/3(水)
5月3日(水)、名古屋競馬場で行われた交流重賞・第19回かきつばた記念(Jpn3)(4歳上 ハンデ 1着賞金2100万円 ダート1400m)は川原正一騎手騎乗の2番人気・トウケイタイガー(牡6、兵庫・住吉朝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.26.8(良)。
2着に4馬身差で4番人気・タムロミラクル(牡5、栗東・西園厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ショコラブラン(牡5、栗東・浅見厩舎)が続いた。
レースはトウケイタイガーがサッと先行。ドリームキラリが懸命に押してハナを奪おうとするが、それを楽に制して主導権を握る。ショコラブランは好位の4番手、レーザーバレット、タムロミラクルはそれを見る形でレースを進める。
軽快に前を走るトウケイタイガー、ラブバレットの外からタムロミラクルが差を詰めて直線へ。タムロミラクルはラブバレットを何とか交わしたものの、トウケイタイガーとの差は徐々に開き、2着確保が精一杯。トウケイタイガーがゴールでは4馬身差を付けて快勝し、地方勢が意地を見せた。
勝ったトウケイタイガーは前走のトライアル・東海桜花賞に続く連勝で重賞初制覇。2歳時に北海道トレーニングセールで1071万円で落札され、兄にさきたま杯を勝っているソルテがいる良血。中央では1000万条件止まりだったが、昨年秋に兵庫へ移籍するとトントン拍子で3連勝。2走前には初の交流重賞挑戦となる黒船賞で6着に入るなど、ここに来てグングン力を付けている。
馬主は木村 信彦氏、生産者は新ひだか町の下村 繁正氏。馬名の意味由来は「冠名+虎」。
「馬がよく頑張ってくれました。ハンデが軽かった分、行き脚が付きましたね。ゴールに入るまでヒヤヒヤしましたが勝って良かったです。そんなに追って味がある馬ではないので、少し早めに離し気味に行ったのですが、よく辛抱してくれました。これから道が開けましたね。馬主さんや先生がこれからを考えるので、どういうプランか分からないですが、いずれは大きいところへ行きたいですね。今回はハンデ戦になって前走から5キロ軽くなったので、何とかなるんじゃないかなと。周りの方が応援してくれましたので、恩返しが出来て良かったです。今日はトウケイタイガーへの応援ありがとうございました。パドックでも声をかけてもらって本当に嬉しかったです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします」
- トウケイタイガー
- (牡6、兵庫・住吉朝厩舎)
- 父:タイムパラドックス
- 母:ヒノデモンテローザ
- 母父:マルゼンスキー
- 通算成績:25戦9勝
- 重賞勝利:
- 17年かきつばた記念(Jpn3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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