【ヴィクトリアM】クイーンズリング逆襲へ ミルコ「できれば内枠」

クイーンズリング

10日、ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、クイーンズリング(牝5、栗東・吉村厩舎)に騎乗するM・デムーロ騎手の一問一答は以下の通り。

●前走大敗の要因は落鉄

-:前走は4ヶ月の休み明けでの阪神牝馬S15着でしたが、どのように振り返られますか?

ミルコ・デムーロ騎手:悲しいですね。なんだろう。桜花賞のときはすごく馬場が悪い時も頑張ってたんですけど、今は馬場が悪いときはすぐやめる。悪い馬場は合わないです。

-:アクシデントもあったようですね。

デ:そうです。落鉄していた。その後も馬場に全然合わなくて、何回も何回も躓いてた。全然合わなかった。

-:スタート後はハナを切りましたけれども。

デ:あまり速いペースになると思っていなかったから、一番いいところにいきたかった。人気の馬だから少しプレッシャーもあった。折り合いも全然問題なかったし、ペースも速くなくて問題なかったけれど、直線はちょっと伸びなかったですね。

-:先週、1週前追い切りに乗られたときの感触を教えてください。

クイーンズリング

デ:いつも変わらないね。すごく一生懸命、一生懸命で仕事をやっている。とてもいい状態だった。昔は追い切りしたあとは体がやせていたけれど、大人になったので成長した。体重は同じくらい。まじめになった。大人になった。

-:今週の追い切りは見られましたか。それとも吉村調教師から何かお話はありましたか?

デ:さっき坂路で見ました。厩務員さんと乗った人とは少し話した。すごくいい状態みたいですね。

-:デムーロ騎手からはどんなことを聞かれたんですか?

デ:「どう?どうですか?」と。返事は「いい感じ、いい感じ」。久々を1回使って、よくなると思います。頑張ります。

-:ヴィクトリアマイルのレースのイメージ、プランがあれば教えてください。

デ:G1だから難しいですね。相手もすごく強いのもありますが、どうだろう。去年は、ちょっと枠順が外枠で悪かった。やっぱり内の方がいいと思う。内枠。できれば。がんばろう。

-:去年は8着でした。秋に成長したように思えましたが、去年と比べてどんなところがよくなっているのでしょうか?

デ:若いときは体の状態をキープするのが難しかった。どんどん成長して、競馬もわかっていた。よく成長して、エリザベスの時もすごかった。能力もよくなっていました。

-:前走は負けましたけど、いい状態にあるんでしょうか?

デ:そうです。すごくいいコンディションにあります。もう1個、勝ちたいG1です。頑張ります。

-:ヴィクトリアマイルに向けての、デムーロ騎手の気持ちを聞かせてください。

デ:クイーンズリングはとてもいい馬だから、とても勝ちたいですね。

-:一番のライバルは?

デ:G1はやっぱり、みんなライバルですね。ほかの牝馬も何回も乗ったことがあるとても強い牝馬だから。1頭だけじゃないけど、いっぱいいます。どんな馬場になるかはわからないけど、頑張ります。