トピックスTopics
【日本ダービー】レイデオロが7015頭の頂点へ 藤沢和師悲願のダービー制覇!
2017/5/28(日)
![レイデオロ](https://www-f.keibalab.jp/img/upload/topics/201705/170528_reydeoro.jpg?1495957331)
5月28日(日)、2回東京12日目10Rで第84回東京優駿(G1)(芝2400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:26.9(良)。
2着には3/4馬身差で3番人気・スワーヴリチャード(牡3、栗東・庄野厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・アドミラブル(牡3、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。
マイスタイルが押っつけて先手を取り、その後ろにトラスト。2コーナーではペースもゆったりとなり、大きな馬群のまま向こう正面へ入る。皐月賞馬アルアインはガッチリと3番手、その直後にダンビュライト、スワーヴリチャードは中団のインで脚を溜め、1番人気のアドミラブルは後方2番手からの競馬。
前半の1000mに差し掛かるところで、後方5番手にいたレイデオロがスローペースを読んで一気に進出。それに付いてペルシアンナイト、アドミラブルもポジションを上げてレースが動き出す。3コーナーに差し掛かり、先頭はマイスタイルが譲らず、2番手にレイデオロ。アルアイン、スワーヴリチャードも前を射程圏に入れて、最後の直線へ。
ラチ沿いをスローで逃げたマイスタイルが粘り、そこへ真ん中からレイデオロ、スワーヴリチャードが襲いかかる。残り200mで差して来た2頭の一騎討ちとなるが、先に抜けたレイデオロがスワーヴリチャードの追撃を3/4馬身抑えて2014年生まれ7015頭の頂点に立った。
勝ったレイデオロは、デビューから無傷の3連勝でホープフルSを制してクラシックの有力候補となるも、春前半は体調が整わず、ぶっつけで皐月賞に挑戦して5着。その皐月賞を使われて状態がグンと上昇。鞍上のC.ルメール騎手が1週前の段階で「自信があります」と話したとおり、向こう正面で動き、直線でも馬場の真ん中から堂々と先頭に立つ正攻法の競馬で快勝。鞍上は3週連続G1制覇、藤沢和雄調教師は2週連続G1制覇で、ダービーは19頭目の挑戦で初の栄冠を手にした。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「黄金の王(西)。父名、母名より連想」。
- レイデオロ
- (牡3、美浦・藤沢和厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:ラドラーダ
- 母父:シンボリクリスエス
- 通算成績:5戦4勝
- 重賞勝利:
- 17年日本ダービー(G1)
- 16年ホープフルS(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/2/7(金) 巻き返しへ!東京新聞杯はジュンブロッサムに騎乗!【戸崎圭太コラム】
- 2025/2/7(金) 落馬乗り越え復活!バリバリ乗る小倉競馬と"ジョッキー以外でやりたい仕事"【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/2/6(木) 【佐賀記念】肥前の地で見せた二枚腰!メイショウフンジンが悲願の重賞初制覇!
- 2025/2/7(金) 【東京新聞杯】先週は9番人気エイシンフェンサー推奨!メガヒット連発「虎の勝率」とは(PR)
- 2025/2/6(木) 雪予報を乗り切って絶好のコンディション【柴田大知コラム】
- 2025/2/6(木) 【東京新聞杯】重賞最強データ!2項目で1位に輝いた複勝率6割超えの軸馬候補
- 2025/2/5(水) 【東京新聞杯】2度目のマイルのブレイディヴェーグがドバイに向け弾みをつける!
- 2025/2/2(日) 【根岸S】府中に光った超新星!コスタノヴァが東京ダート5戦5勝でタイトル奪取