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内をスルスルと伸びた福永&アイアンクローがデビューV!…阪神新馬
2017/6/11(日)

6月11日(日)、3回阪神4日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・アイアンクロー(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.3(良)。
2着には1馬身1/4差で7番人気・ナムラバンザイ(牡2、栗東・目野厩舎)、3着には2馬身半差で1番人気・コーディエライト(牝2、栗東・佐々晶厩舎)が続いて入線した。
好スタートを決めたのはブルベアサンショウだったが、内から二の脚でナムラバンザイがハナを奪う。ブルベアサンショウは控えて2番手、そこへクリノマンチェスー、人気のコーディエライト、その後ろにアイアンクローが続く。
ナムラバンザイが軽快に逃げて直線へ。そのまま押し切りを図るが、内からスルスルと脚を伸ばしてきたのがアイアンクロー。残り50mでナムラバンザイを交わして見事な差し切り勝ちを決めた。
勝ったアイアンクローは、近親にフジキセキ、シャイニンレーサー、ノボリディアーナらの活躍馬がいるミルレーサーの一族。今回の馬体重が422キロと牡馬にして小柄な馬だが、ピリッと切れる脚でデビュー戦を快勝。今後、どこまで馬体が成長してくるか楽しみだ。なお、アドマイヤムーン産駒はこの世代、初出走初勝利となった。
馬主は藤井聡一郎氏、生産者は日高町のチャンピオンズファーム。馬名の意味由来は「プロレスの技の一つ」。
- アイアンクロー
- (牡2、栗東・斉藤崇厩舎)
- 父:アドマイヤムーン
- 母:ヤマノアイリー
- 母父:グラスワンダー


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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