障害競走のレジェンド・林満明騎手がJRA障害歴代最多騎乗数を更新

6月17日(土)、3回東京6日目の4R障害3歳上未勝利でヨカグラ(セ4、栗東・中竹厩舎)に騎乗した林 満明(栗東・フリー)が、JRA障害通算騎乗数を1959回とし、嘉堂信雄元騎手を抜いて歴代最多記録を更新した。

林騎手は滋賀県出身。86年にデビューした。1年目から障害レースにも騎乗して8勝、2年目には京都大障害(秋)を制すなど24勝をマーク。15年にはアップトゥデイトで中山グランドJを制してJ・G1のタイトルを獲得。デビューから32年連続で勝利を積み重ねている。障害通算187勝。障害重賞12勝、うちJ・G1は2勝。

林満明騎手のコメント
「偉大な嘉堂さんの記録を抜いて感激しています。兄弟子である中竹調教師の馬だったので頑張りたかった。障害競走の魅力は、自分で仕上げて自分で乗り続けられること。次は2000回(騎乗を)目指して頑張ります」

  • 林 満明
  • (はやしみつあき)
  • 1966年10月31日生まれ
  • [初免許年] 1986年
  • [所属] 栗東・フリー
  • [平地初騎乗] 1986年3月1日1回阪神3日目1Rウキシバクイーン(8着/13頭)
  • [平地初勝利] 1986年3月16日1回阪神8日目1Rシマノスピード(1着/10頭)
  • [障害初騎乗] 1986年3月15日1回阪神7日目5Rビュウガール(7着/8頭)
  • [障害初勝利] 1986年10月12日4回京都4日目5Rシマノゴット(1着/5頭)
  • [2017年度成績] 22戦1勝(うち障害21戦1勝)
  • [生涯成績] 3569戦267勝(うち障害1958戦187勝)