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25年ぶり出走のG1馬・サトノアレスが断然人気に応えて貫禄勝ち…巴賞
2017/7/2(日)
7月2日(日)、1回函館6日目11Rで巴賞(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノアレス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.5(良)。
2着にはクビ差で2番人気・アングライフェン(牡5、栗東・安田隆厩舎)、3着には3/4馬身差で8番人気・ナリタハリケーン(牡8、栗東・中尾秀厩舎)が続いて入線した。
昨年の2歳王者が力の違いを見せつけた。デンコウリキとダンツプリウスが引っ張る流れの中、サトノアレスは楽に好位を追走。3コーナーを過ぎて外から進出すると、直線では鞍上の手が動くことなく先頭に立った。外から追い込んできたアングライフェンを余裕十分で封じ、先頭でゴールに飛び込んだ。
勝ったサトノアレスは、2016年8月の札幌でデビュー。3戦目での初勝利から500万下も連勝して朝日杯FSに参戦、大外一気に差し切って2歳王者に輝いた。クラシック候補として期待されたが、年明け初戦のスプリングSは4着。皐月賞もメンバー最速の上がりを繰り出したが11着に敗れた。ダービーには向かわず、54キロで出走できる別定戦できっちり勝利。巴賞のG1馬の出走は25年ぶりだった。
馬主は里見治氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ神話の戦の神」。
- サトノアレス
- (牡3、美浦・藤沢和厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:サトノアマゾネス
- 母父:Danehill
- 通算成績:8戦4勝
- 重賞勝利:
- 16年朝日杯FS(G1)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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