【小倉記念】夏も揺るぎなし ストロングタイタン&ベルーフで挑む池江寿厩舎

ストロングタイタン

2日、小倉記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、マレーシアC1着のストロングタイタン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は、川田将雅騎手を背にして終い重点の坂路追い。4F53.6-38.4-24.5秒、ラスト1Fは12秒を切る11.9秒の高速ラップで駆け上がった。

池江泰寿調教師は「けさはおしまいを重点の指示。いい動きだったね。前走もいいと思ったけど、使ったことでまた上向いている感じがします。成績もそうですが、汗をかくこの時季は代謝がいい。いかにも夏が合っている感じですよ」と自信満々の口ぶり。年明けの重賞2鞍は重めに泣いたが、それでも勝ち馬とは大きく離されていない。研ぎ澄まされた馬体で今度こそタイトルを手にしたい。

前走、前走エプソムC11着で、2年連続このレース2着のベルーフ(牡5、栗東・池江寿厩舎)は、2年連続でコンビを組むD.ホワイト騎手を背に2歳未勝利のスヴァルナと併せてCWコースでの半マイル追い。直線で軽く促されるとゴールではわずかに遅れを喫したが素軽いフットワークで4F52.6-38.4-12.0秒をマーク。ゲンのいいレースを前にキッチリと状態を上げてきた。

池江泰寿調教師も「先週から段々と上がってきていますね。今週の動きも良かったでしょ。去年は息の入りが悪くて〝大丈夫かな〟と思うところもあった。それを思えば、今年は去年よりいい状態にあります。小倉は相性がいいし、期待しています」とトーンが上がってきている。

ベルーフ

2歳馬に先着を許すも素軽いフットワークをみせたベルーフ(奥)