【ローズS】芝に替わって2連勝 ラビットランが春の勢力を従えて重賞初制覇!

ラビットラン

9月17日(日)、4回阪神4日目11Rで第35回ローズS(G2)(芝1800m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の8番人気・ラビットラン(牝3、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.5(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・カワキタエンカ(牝3、栗東・浜田厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・リスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)は6着に敗れた。

桜花賞でもハナを切ったカワキタエンカが先手を主張。速い流れを作り、レーヌミノル、ファンディーナ、モズカッチャンは前めの好位グループ。リスグラシューは後方で脚を溜め、ラビットランはその外からマークする形で追走。残り600mを過ぎて馬群はグッと凝縮される。
直線に入ると、逃げるカワキタエンカにファンディーナ、レーヌミノル、メイショウオワラが襲いかかるも、カワキタエンカの逃げ脚は鈍らない。残り100mで振り切ったかに思えたが、大外から1頭違う脚色でラビットランが強襲。瞬く間にカワキタエンカを捕らえてゴールを駆け抜けた。

勝ったラビットランは、初芝となった7月の500万勝ち以来の実戦で鮮やかな重賞V。妹のアサクサゲンキが小倉2歳Sを勝って先を越されてしまったが、それに奮起したか、直線では目の覚めるような伸び脚で春の実績馬を一蹴。芝では全く底を見せておらず、秋華賞でも非常に楽しみな1頭となった。
馬主は吉田和子氏、生産者は米のAlexanderGrovesMatz,LLC。馬名の意味由来は「ウサギ+走る」。

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  • ラビットラン
  • (牝3、栗東・角居厩舎)
  • 父:Tapit
  • 母:Amelia
  • 母父:Dixieland Band
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 17年ローズS(G2)

ラビットラン
ラビットラン
ラビットラン
ラビットラン
ファンディーナ

1番人気のファンディーナは見せ場を作ったが6着

モズカッチャン

2番人気モズカッチャンはインで伸びかけるも7着


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