【デイリー杯2歳S】アッゼニ&ジャンダルムが内を突き抜け人馬とも初重賞V!

ジャンダルム

11月11日(土)、5回京都3日目11Rで第52回デイリー杯2歳S(G2)(芝1600m)が行なわれ、A.アッゼニ騎手騎乗の5番人気・ジャンダルム(牡2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.3(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・カツジ(牡2、栗東・池添兼厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ケイアイノーテック(牡2、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフロンティア(牡2、栗東・中内田厩舎)は4着に敗れた。

バラついたスタートから飛び出したのはカクリョウ。すぐ外に首を上げながらメガリージョンが並びかけるが、向こう正面半ばで失速し競走を中止。カクリョウが単騎で逃げる形となり、2番手にカツジ、その後ろにフロンティア、ケイアイノーテックが続き、やや出遅れたジャンダルムも中団のポジションに。カツジから最後方のロードイヒラニまでほぼ一団で坂を下る。
カクリョウが後続に3馬身差を付けて直線に入ったが、楽な手応えでカツジが交わして先頭。更に内からジャンダルムが脚を伸ばして残り200mからは一騎討ち。先に抜け出したカツジが懸命に粘り込みを図るも、脚色に勝るジャンダルムがジワジワとリードを広げてトップでゴールを駆け抜けた。

勝ったジャンダルムは、母がスプリンターズS、高松宮記念を勝った名牝ビリーヴで、兄姉にファリダット、フィドゥーシアがいるオーナーゆかりの良血。中間の攻め馬で見せていた鋭い脚をレースでも繰り出して2連勝で重賞初制覇。鞍上のA.アッゼニ騎手もJRA重賞初制覇で、調教中の落馬負傷で今週騎乗出来なくなった武豊騎手の代役に見事に応えてみせた。
馬主は前田幸治氏、生産者は米のNorthHillsCo.Limited。馬名の意味由来は「アルプス山脈の名峰「アイガー」の絶壁の名」。

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  • ジャンダルム
  • (牡2、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:Kitten’s Joy
  • 母:Believe
  • 母父:Sunday Silence
  • 通算成績:2戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 17年デイリー杯2歳S(G2)

ジャンダルム
ジャンダルム
ジャンダルム

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