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【東スポ杯2歳S】ワグネリアンが世代トップ格の実力示す完勝!ルーカスは2着
2017/11/18(土)

11月18日(土)、5回東京5日目11Rで第22回東京スポーツ杯2歳S(G3)(芝1800m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・ワグネリアン(牡2、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.6(良)。
2着には3馬身差で2番人気・ルーカス(牡2、美浦・堀厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・シャルルマーニュ(牡2、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。
ポンと好スタートを切ったコスモイグナーツが前走の再現を狙うかのように逃げの手に出る。これにケワロス、シャルルマーニュが間隔をあけながらの続く。この3頭から大きく離れたところにカフジバンガード、その後ろにワグネリアン、ゴールドギア、ルーカスがまとまって追走。
4コーナーから直線に向いても並び順に変わりはないが、後続がしっかりと追い上げて直線勝負。ワグネリアンが大外から鋭く伸びて、坂を上がった辺りで先頭に立つ。この後ろからルーカス、内からシャルルマーニュが追いすがるも突き放される。最後は流すように入線した。
勝ったワグネリアンは父ディープインパクト、母ミスアンコール、その父キングカメハメハ、母ブロードアピールと金子真人オーナーの所有馬で構成されている血統。これで新馬戦→野路菊S→東京スポーツ杯2歳S(G3)を3連勝。2018年のクラシック戦線の中心に成り得る存在だろう。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ワーグナーファンの意味」。
1着 ワグネリアン(福永騎手)
「思っていたよりペースが流れて縦長の展開になりましたが、前を捕まえられそうな感触があったので慌てることはありませんでした。直線でもしっかり伸びていますが、後ろから1頭来るかなと思ってターフビジョンを確認しました。最後はある程度リードをしていたので大丈夫だろうと思いました。
これで3戦3勝ですし、2歳馬のなかでは有力候補でしょう。普段から少しテンションがカッカしてきていますし、今日もある程度ガマンしながらゲートまで行けましたが、道中の行きっぷりは良くなってきているので、今後距離を延ばしていくときにその辺りが課題になると思います。賞金加算が出来たので大きなところを見据えるローテーションが組めますし、これから1歩ずつ確実に頂点を目指していければと思います」
- ワグネリアン
- (牡2、栗東・友道厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:ミスアンコール
- 母父:キングカメハメハ
- 通算成績:3戦3勝
- 重賞勝利:
- 17年東京スポーツ杯2歳S(G3)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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