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【AJCC】精神的にズブさ出てきたゴールドアクター 中1週でもしっかりトミケンスラーヴァ
2018/1/17(水)
AJCCに向けて追い切りを行うゴールドアクター(左奥)
17日、アメリカジョッキークラブカップ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、宝塚記念で2着だったゴールドアクター(牡7、美浦・中川厩舎)は、吉田隼人騎手を背に(レースでは武豊騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、6F79.8-66.0-52.5-39.2-13.6秒をマークした。
「今週の追い切りはテンが少し速くなりましたが、終いもしっかりやれていますしコンディションは良いです。年齢のせいかズブさが出てきて若い頃のようには動きませんが、先週と比べて良くなっていますし競馬に行けば変わる馬ですからね。吉田隼人騎手も、フットワークも問題ないし良い感じですと話していました。武豊騎手とはまだ話をしていませんが、精神的にズブさが出てきたことは伝えようと思っています。ここを使ったあとは大阪杯から宝塚記念へ向かう予定です」
●前走、中日新聞杯で4着だったショウナンバッハ(牡7、美浦・上原厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.3-37.4-24.7-12.2秒をマークした。
「先週、今週とそれなりの時計を出してきていますし、馬がしっかりしてきたので何の不安もなく追い切りが出来ます。以前はトモが緩かったのでスタートして後方からでないと脚を使えませんでしたが、今は道中で良いところから運んでも終いに脚を使えます。レース振りも安定していてコース条件も良いと思いますし、好勝負をしてもおかしくないと思っています。近走はスローペースだったり大外枠だったりと条件が厳しかったですけど、その割りに頑張っていると思いますし、レース展開が向いてこの馬のレースが出来ればと思っています」
●前走、ジャパンカップで17着だったディサイファ(牡9、美浦・小島太厩舎)は、蛯名正義騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.6-39.2-25.2-12.1秒をマークした。
「一緒に併せましたが、隣で見ていて、これまであんな動きは見たことがないというくらい良い動きでした。ムリに動かしている感じでもありませんでしたし、さすが蛯名騎手ですね。この状態でレースに行ってどれだけ走ってくれるかですね」
●前走、万葉ステークスを勝利したトミケンスラーヴァ(牡8、美浦・竹内厩舎)は、竹内正洋調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.3-56.4-41.7-13.2秒をマークした。
「前走は距離が延びて前々で競馬が出来るのは分かっていましたし、上手に競馬が出来ました。以前はトモが弱かったですけど、去年の秋頃からトモの感じが良くなっていましたしその辺りが近走の連勝に繋がったかと思います。この中間は馬の疲れもしっかり取れましたし、中一週でもしっかり時計を出しています。併せ馬で遅れましたが、前走で勝ったときも同じような感じでしたし問題はありません。
前走は本当にスタミナがあって勝ったというより立ち回りの上手さで結果が出たような感じですし、自分が乗った感じでも右回りの方がバランスが良いので、この先のダイヤモンドステークスではなく芝の右回りにこだわってここを使うことにしました。別定戦で強気なことは言えませんが、この馬らしい競馬を見せてくれればと思います」
堅実な末脚武器に一発狙うショウナンバッハ
AJCCに向けて追い切りを行うディサイファ
先行力を生かして2連勝と波に乗るトミケンスラーヴァ
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