【スプリングS】ステルヴィオがゴール直前で差し切り!5戦5連対で皐月賞へ!

ステルヴィオ

3月18日(日)、2回中山8日目11Rで第67回フジTVスプリングS(G2)(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ステルヴィオ(牡3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.1(良)。

2着にはハナ差で3番人気・エポカドーロ(牡3、栗東・藤原英厩舎)、3着には3馬身半差で6番人気・マイネルファンロン(牡3、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

好スタートから先手を主張する中で、内のコスモイグナーツがハナを奪って大逃げに持ち込む。離れた2番手にエポカドーロ、ライトカラカゼ、マイネルファンロン、ビッグスモーキー、ハッピーグリン、ステルヴィオ、バールドバイ、ルーカス、レノヴァールと集団を形成。後方にフォルツァエフ、カフジバンガード、ゴーフォザサミットが待機。
後続が3,4コーナーで一気に追い上げ、コスモイグナーツが先頭のまま直線へ。エポカドーロが先に抜け出し、その外からステルヴィオが急追、急坂を上がってからも追い比べが続き、最後の最後、ゴール前でステルヴィオが差し切った。際どい3着争いは、マイネルファンロンがグイッとひと伸び。この上位3頭が皐月賞の優先出走権を獲得した。

勝ったステルヴィオはロードカナロアの初年度産駒。現世代の2歳新馬戦の開幕週に初勝利を挙げ、以降はコスモス賞で1着、サウジアラビアRC(G3)、朝日杯FS(G1)で連続2着と安定したレースぶりを見せていた。スプリングS(G2)で重賞初勝利を挙げ、5戦5連対の戦歴で皐月賞(G1)に臨む。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「イタリア北部にある国立公園」。

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【C.ルメール騎手のコメント】
「負けたと思いました(笑)。休み明けでしたが、最後にいい脚を使ってくれました。瞬発力が凄いです。去年はスタートがゆっくりでしたが、今回は大丈夫でした。ポジションを取れました。中山はちょうどいいですね。2000m問題ないです。去年はもっと距離が欲しいと思っていました。2000mでもやれると思います」

  • ステルヴィオ
  • (牡3、美浦・木村厩舎)
  • 父:ロードカナロア
  • 母:ラルケット
  • 母父:ファルブラヴ
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 18年スプリングS(G2)

ステルヴィオ
ステルヴィオ

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