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【NHKマイルC】ケイアイノーテックが差し切りV 藤岡佑騎手は悲願のJRAG1初制覇!
2018/5/6(日)

5月6日(日)、2回東京6日目11Rで第23回NHKマイルカップ(G1)(芝1600m)が行なわれ、藤岡佑介騎手騎乗の6番人気・ケイアイノーテック(牡3、栗東・平田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.8(良)。
2着にはクビ差で2番人気・ギベオン(牡3、栗東・藤原英厩舎)、3着にはアタマ差で9番人気・レッドヴェイロン(牡3、栗東・石坂正厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタワーオブロンドン(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は12着に敗れた。
スタートでカツジとプリモシーンが出遅れ。ダノンスマッシュが好スタートを決めたが、それを制してテトラドラクマが先手を主張。先団はひと塊でミスターメロディもサッとポジションを上げる。タワーオブロンドはちょうど中団。ケイアイノーテックは後方2番手で、デルタバローズが少し置かれる形となって大きな馬群のまま直線に入る。
いち早く抜け出しを図ったのはミスターメロディ。それを目掛けて馬群の真ん中からギベオンが迫り、残り200mで2頭のマッチレースに。そこへレッドヴェイロン、ケイアイノーテックも襲いかかり、最後は大外のケイアイノーテックが内に3頭を従えてゴール。3歳マイル王に輝いた。
勝ったケイアイノーテックは、デイリー杯2歳S3着、朝日杯FS4着と2歳時から重賞で好走。前走のニュージーランドTではカツジにアタマ差敗れたものの、1番人気に支持されて2着と世代トップクラスの実力を示していたが、ここで嬉しい重賞初勝利がG1のビッグタイトル。鞍上の藤岡佑介騎手はJBCスプリント、全日本2歳優駿でJpn1レースを勝っているが、JRAのG1は86回目の挑戦で初勝利(2着7回)。このレースは弟の藤岡康太騎手が2009年に勝っており、武豊・武幸四郎兄弟に続く2組目の兄弟制覇となった。
馬主は亀田和弘氏、生産者は新冠町の隆栄牧場。馬名の意味由来は「冠名+水上の(仏)」。
【藤岡佑介騎手のコメント】
「嬉しいです。よく走ってくれました。決して上手く乗ったとは言えませんが、本当によく伸びてくれました。まだまだ可能性のある馬です。距離は伸びても大丈夫だと思います」
- ケイアイノーテック
- (牡3、栗東・平田厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:ケイアイガーベラ
- 母父:Smarty Jones
- 通算成績:7戦3勝
- 重賞勝利:
- 18年NHKマイルC(G1)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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