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【京王杯SC】ムーンクエイク&ルメールが差し切り!重賞初挑戦でレコードV!
2018/5/12(土)
5月12日(土)、2回東京7日目11Rで第63回京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の4番人気・ムーンクエイク(セ5、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムはレコード1:19.5(良)。
2着にはアタマ差で7番人気・キャンベルジュニア(牡6、美浦・堀厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・サトノアレス(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダンスディレクター(牡8、栗東・笹田厩舎)は15着に敗れた。
内からトウショウピストとラインスピリットの2頭が並びながらハナを主張し内のトウショウピストがこれを制す。先行力のある馬たちが速めのペースの中で続々と進出。この中団やや前目で控えているのがキャンベルジュニアやムーンクエイク。最内のサトノアレスは後方に下げて外で運ぶ競馬を選択。グレーターロンドンは最後方から末脚勝負。
直線に向いてからもしばらくは先行勢が内目で粘り込もうとしていたが、馬群の丁度真ん中にいるキャンベルジュニア、ムーンクエイクがスムーズに手応え良く末脚を伸ばし、大外からサトノアレス、その後ろからグレーターロンドンが猛追。
残り100mを切った辺りでキャンベルジュニアが一旦は抜け出したが、ゴール直前でムーンクエイクが差し切り。重賞初挑戦でレコード勝ちを決めた。
勝ったムーンクエイクのきょうだいには、重賞3勝で14年オークス(G1)で3着もあるバウンスシャッセ、障害競走を含め8勝を挙げたホーカーテンペスト、13年オークス(G1)で5着もあるフロアクラフトなどがいる。藤沢和調教師は同レース7勝目。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「月震。月を動かすくらいの躍動を期待して。父名、母名より連想」。
1着 ムーンクエイク(ルメール騎手)
「最後は3頭併せの形になって頑張ってくれましたし、その中から勝てたので嬉しかったです。今の府中の馬場は速いですし、良い時計が出ましたね。レースのときは少しかかりますが、スピードがあって長く脚を使えるタフな馬です。安田記念を使うかはまだ分かりませんが、マイルでもいけます」
- ムーンクエイク
- (セ5、美浦・藤沢和厩舎)
- 父:アドマイヤムーン
- 母:リッチダンサー
- 母父:Halling
- 通算成績:12戦6勝
- 重賞勝利:
- 18年京王杯スプリングカップ(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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