マウントロブソンの全弟ボスジラが人気に応える快勝!…福島新馬

7月21日(土)、2回福島7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ボスジラ(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。好スタートを切り、外の行きたい馬を行かせて3番手で折り合う。内を空けながらいつでも動けるポジションで、3コーナー過ぎで前の2頭に持ったまま並びかけ、一頭だけ別の手応えのまま4角先頭で直線へ。最後は2着馬も詰め寄ってきてはいたが、セーフティーリードを保ってゴールイン。勝ちタイムは2:04.6(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・コルク(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)、3着には4馬身差で4番人気・ゲインスプレマシー(牡2、美浦・高柳瑞厩舎)が続いて入線した。

勝ったボスジラの全兄には3連勝で16年スプリングS(G2)を制したマウントロブソン、18年目黒記念(G2)で4着と健闘したポポカテペトルがいる。馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「石灰で出来た白亜の大地(カザフスタン)」。父ディープインパクトはもちろん、母のミスパスカリ含めて同オーナーの所有馬。

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1着 ボスジラ(田辺騎手)
「攻め馬に乗って、派手さはないけど良い雰囲気があったので期待していました。ゲートを上手く出て、スローペースのなか良い位置を取れました。本当はもっと突き放していいと思いますが、その辺りはまだビッシリ攻めていない分かもしれません。これからもって良くなると思います」

2着 コルク(丸田騎手)
「最初から追い通しでしたが、向正面で他馬と馬体を併せてからはスイッチが入って良い感じで走れていました。直線でこれからというときに勝ち馬にもうひと伸びされてしまいましたが、今回で競馬を覚えてくれれば先が楽しみです」

3着 ゲインスプレマシー(内田博騎手)
「馬場の内が荒れていて後ろからになりました。馬場が掘れていて走り辛そうでしたし4コーナーではトモが流れるところがありましたが、外を回して最後はよく伸びてくれました。少しずつしっかりしてくれば、と思います」

4着 キタサンバルカン(北村宏騎手)
「それほど手応えが楽ではありませんでしたし勝負どころでも苦しい感じでしたが、その割りには最後まで頑張ってくれたと思います。使いながら体がしっかりしてくれば良いと思います」

5着 ウィードソウル(武藤騎手)
「初戦から前に行けましたし、レースセンスがありますね。3、4コーナーでは手応えが無くなりましたが、そこからよく盛り返してくれました。こういう形の競馬が良かったかと思います」

  • ボスジラ
  • (牡2、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ミスパスカリ
  • 母父:Mr. Greeley


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