モレイラ5勝目!惜敗続いたプロディガルサンを3年ぶり勝利に導く…ロードカナロアM

プロディガルサン

9月29日(土)、4回中山8日目11RでロードカナロアM(芝1600m)が行なわれ、J.モレイラ騎手騎乗の1番人気・プロディガルサン(牡5、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.8(稍重)。

2着にはクビ差で9番人気・キャプテンペリー(セ5、美浦・岩戸厩舎)、3着にはアタマ差で11番人気・ウインフェニックス(牡7、美浦・奥平雅厩舎)が続いて入線した。

勝ったプロディガルサンは15年芙蓉Sを勝利して以降、重賞で2着2回、3着1回と能力を見せていながら自己条件でも勝ち切れず、3勝目を挙げるまでに3年かかった。全兄リアルスティールは16年ドバイターフ(G1)など重賞3勝。馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。鞍上のJ.モレイラ騎手は、中山競馬場で初めての騎乗となった日に5勝の固め打ちを決めた。

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1着 プロディガルサン(モレイラ騎手)
「最近は惜しい競馬が続いて勝ち切れていませんでしたが、久々に勝たせてあげられて良かったです。先生から、先頭に立つとフワッとすると聞いていましたし、最後までしっかり走らせようと思っていました。最後は聞いていた通り少しフワッとしたので、気合いを入れました。上手くいって良かったです。今後も楽しみですね」

2着 キャプテンペリー(津村騎手)
「この馬場も苦にせず走ってくれました。ペースが速かったですし、落ち着いてリズムを守って追走しました。最後も挫けずに頑張ってくれました。もう少しでしたね」

3着 ウインフェニックス(柴田大騎手)
「近走は長いところでテンにあまり行かせないような競馬をしていましたが、今日は距離短縮して良い位置から競馬をしました。こういう馬場も合いますし、最後までよく頑張ってくれました」

4着 ドーヴァー(三浦騎手)
「最後も良い脚を使っていますが、今日は馬場が悪かったですしペースも速かったですからね。良馬場で道中抱えていけるペースなら、もっと切れる脚を使えると思います。今日は地力でここまできてくれました」

5着 キロハナ(内田博騎手)
「内枠を利用して流れに乗せていきました。前半で少し狭くなったときに馬が反応しましたが、すぐに落ち着いて追走できました。勝負どころでは勝ち馬がかかって上がってきたときに、一緒に動く形になってしまいました。最後はその分甘くなってしまったかと思います。こういう水を含んだ重い馬場より良馬場の方が良いタイプかと思いますし、それでも差のない5着にきているように能力はありますよ」

  • プロディガルサン
  • (牡5、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ラヴズオンリーミー
  • 母父:Storm Cat
  • 通算成績:18戦3勝

プロディガルサン
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