ディープインパクト産駒アップライトスピンが危なげなく完勝!…東京新馬

アップライトスピン

11月18日(日)、5回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の1番人気・アップライトスピン(牝2、美浦・池上和厩舎)が優勝。五分のスタートを切り、枠なりに最内、ラチ沿いで先行集団を見ながら折り合う。手応えは抜群で、直線に入ると後は馬群を捌ければというところで、スムーズに外に持ち出すと、しっかり末脚を使って一気に抜け出した。完勝だった。勝ちタイムは1:49.1(良)。

2着には1馬身3/4差で6番人気・モッズストーン(牡2、美浦・武井厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・ブレーヴユニコーン(牡2、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

勝ったアップライトスピンの母オリジナルスピン2は05年アーリントンワシントンラッシーS(米G3)を制している。きょうだいに目立った活躍馬はいないが、5頭中4頭が勝ち上がっている堅実な血統。新馬戦で勝利を挙げたのは当馬が初めてで、将来が期待されるところだ。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム

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1着 アップライトスピン(大野騎手)
「まだ少し敏感なところがあり、周りを気にしていました。内枠で経験できましたし、ラスト100mで外に出したらいいフットワークで伸びてくれました。距離はこのくらいから長めがいいですね」

2着 モッズストーン(三浦騎手)
「道中のリズムは悪くないですし、上手に走ってくれました。まだ身体が緩くモタれるところがありました。勝ち馬は強かったです」

3着 プレーヴユニコーン(久保田調教師)
「まだ身体に余裕がありますね。初戦としては悪くないです。使って良くなると思います」

4着 テンペスタージ(田辺騎手)
「外枠から馬が逃げる感じでゲートを出てしまい後ろからになってしまいました。道中の雰囲気は良かったですが、追い出してもう少しガツンとくるところがあるといいですね」

5着 ショウナンサジン(松若騎手)
「ゲートを出てくれず、馬群にとりついてから真面目に走ってくれました。体力がまだ付ききっておらず、ハミに頼るところはありますが、背中は悪くないですよ」

  • アップライトスピン
  • (牝2、美浦・池上和厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:オリジナルスピン2
  • 母父:Distorted Humor

アップライトスピン
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