【カペラS】1番人気コパノキッキング&柴田大が最後方大外一気で重賞初V!

コパノキッキング

12月9日(日)、5回中山4日目11Rで第11回カペラステークス(G3)(ダ1200m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の1番人気・コパノキッキング(セ3、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.2(良)。

2着には3/4馬身差で11番人気・サイタスリーレッド(牡5、栗東・池添兼厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・キタサンミカヅキ(牡8、招待・佐藤厩舎)が続いて入線した。

コパノキッキングは他馬とぶつかり出遅れ、向正面では最後方の場面も。サイタスリーレッドが楽にハナを奪う。2番手のナンチンノンと2頭で離し気味。キタサンミカヅキが先行集団を見る形で中団で脚を溜め、直線ではバラけた馬群を割って伸びる。
逃げたサイタスリーレッドがそのまま押し切るかというところだったが、大外に持ち出したコパノキッキングの末脚爆発、残り200mでは10番手付近だったが、1頭だけ別次元の末脚でまとめて差し切った。

勝ったコパノキッキングは18年2月4日のデビューで、大きく足踏みすることなく勝ち上がり、重賞初挑戦となったカペラS(G3)で重賞初勝利。馬主は小林祥晃氏、生産者は米のReileyMcDonald。1番人気馬がカペラS(G3)を勝利したのは初めて。

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1着 コパノキッキング(柴田大知騎手)
「ゲートの中で落ち着かせることに気を付けましたが、落ち着きすぎて後ろからになりました。腹をくくって乗りました。凄い馬です。またがっていただけでした。いい時に乗せてもらいました。またチャンスがあれば乗せてほしいです」

2着 サイタスリーレッド(津村騎手)
「スタートをうまく出てくれて、勝ちパターンでしたが…。勝ち馬にあんな脚を使われては仕方ないです」

3着 キタサンミカヅキ(森泰斗騎手)
「ポジションは良かったのですが、他馬より2キロ重かったのが痛かったです。理想的な競馬はできました。京都より中山のほうがいいですね」

4着 タテヤマ(大野騎手)
「昇級戦もロスなく内で溜められました。最後はしっかり伸びて力を見せてくれましたね」

5着 ヴェンジェンス(石川騎手)
「いい脚は使っています。勝ち馬には並ぶことなく交わされてしまいました。よく頑張ってくれているのですが…」

9着 キングズガード(内田騎手)
「ゲートがなかなか開かず、馬が落ち着き過ぎました。直線向くまでの反応は良かったのですが、ピュっと脚を使って止まってしまいました。坂がこたえたのかもしれません」

12着 オールドベイリー(中井騎手)
「スタートで待たされましたが、我慢してくれました。結果論ですが、腹をくくってキタサンミカヅキのいた内のポジションをとっても良かったのかもしれません」

  • コパノキッキング
  • (セ3、栗東・村山厩舎)
  • 父:Spring At Last
  • 母:Celadon
  • 母父:Gold Halo
  • 通算成績:8戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 18年カペラS(G3)

コパノキッキング
コパノキッキング

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