【きさらぎ賞】狙い澄ました西下アガラス「良い結果を出してクラシック路線に」

アガラス

きさらぎ賞へ向けて調整されるアガラス

30日、きさらぎ賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、東京スポーツ杯2歳ステークス2着のアガラス(牡3、美浦・古賀慎厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-54.1-40.2-12.6秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「最終追い切りに戸崎騎手に乗ってもらうことを考えて日曜日にもしっかり時計を出しましたし、最終追い切りは戸崎騎手に感触を掴んでもらう狙いでやりました。今のウッドチップは走り辛い感じもありますが、その分安全に負荷をかけられると思いますし馬と騎手が上手くコンタクトを取れていて気持ち良さそうに走れていました。馬場入り前からテンションが上がらず落ち着きを保っていましたし、戸崎騎手とも合っているのかなと思います。

前走はスタートで後手を踏んでしまって、位置取りが悪くなったことが影響したかと思います。直線でもスムーズさを欠くところがありましたが、これまでと違う形の競馬ができたことは良かったと思います。だいぶメンタル面が成長してきていると思いますし、体の幅も徐々に出てきました。関西圏への輸送も大丈夫だと思いますし、ここで良い結果を出してクラシック路線に乗せたいと思っています」