【ジャパンC】過去10年で100%好走!鉄板級「1番人気の牡馬」はどの馬?

ジャパンC

軽快な動きを見せたレイデオロ(右)

ジャパンカップ(G1)は、JRAで行われるG1の中でも1番人気の信頼度がかなり高い。過去10年を見ても、毎年のように好成績を残している。

▼ジャパンCの1番人気成績(過去10年)

09年 1着 ウオッカ      牝
10年 2着 ブエナビスタ    牝
11年 6着 デインドリーム   牝
12年 2着 オルフェーヴル   牡
13年 1着 ジェンティルドンナ 牝
14年 4着 ジェンティルドンナ 牝
15年 3着 ラブリーデイ    牡
16年 1着 キタサンブラック  牡
17年 3着 キタサンブラック  牡
18年 1着 アーモンドアイ   牝

歴史的名馬の名前がずらりと並び、その成績は[4.2.2.2]。4着以下だったのは2011年のデインドリームと2014年のジェンティルドンナ。どちらも牝馬である。

牡馬に限れば[1.1.2.0]とすべて馬券圏内に入っている。安定感は抜群で、1番人気の牡馬が4着以下だったのは1999年モンジュー(4着)までさかのぼる。しかし2番人気の牡馬は過去10年で[0.2.2.4]と勝ったことがない。

今年の1番人気候補はレイデオロ(牡5、美浦・藤沢和厩舎)、ワグネリアン(牡4、栗東・友道厩舎)のダービー馬2頭か。

(2019/11/22 追記)
気になる前々日(金曜日)発売の最終オッズは以下の通り。

②ワグネリアン 4.5倍
⑧レイデオロ 5.0倍
⑤スワーヴリチャード 6.0倍
⑥ユーキャンスマイル 7.0
①カレンブーケドール 7.2倍

金曜日の19時時点では、僅差でワグネリアンが1番人気。5頭が10倍以下のオッズとなっている。最終的にどの馬が最も支持を集めるのか注目だ。


レイデオロ
【藤沢和雄調教師のコメント】
「ジョッキーも、馬のコンディションが良さそうだと話していました。前走はもう少し良い結果になるかと思っていましたが、ゴール前では手応えが良くなくて残念な1戦になってしまいました。ドバイ、宝塚記念とあまり良くない競馬が続いた影響もあったか、と思います。

東京2400は直線も長くて難しくないコース条件なので、ジョッキーには自信を持って乗ってもらいたいです。長い間応援してもらってきて現役生活は今年一杯かと思いますが、何とか頑張ってもらいたいですね」

【ビュイック騎手のコメント】
「藤沢先生から、馬のコンディションは非常に良い状態に仕上がっているし、最終追い切りの乗り方は任せると指示を受けました。ハツラツとした動きでしたしこちらの指示に対するリアクションも鋭くて良い感触を掴めました。

ジャパンカップでレイデオロに乗れることになって、とても興奮しました。自分はまだジャパンカップを勝っていませんし、勝てる可能性のある馬で臨めるのでワクワクしています」

ワグネリアン
【川田将雅騎手のコメント】
「こういう形ではありますが、ダービー馬でジャパンCにという依頼を頂いて光栄に思います。追い切りは、馬は出来上がっているので、あまりやりすぎなくていいという指示でした。調教で素晴らしい動きをするタイプではないと聞いていたので、この馬としてはしっかり動けているという感覚はあります。レースに行ってどういう走りができるのか楽しみにしたいと思います。思っていたより、気持ちが若くフレッシュな馬なんだなと感じました」

【友道康夫調教師のコメント】
「前走は枠の事もありましたし、あの展開を考えれば最後しっかり伸びてきていたので、具合は引き続きいいんだと思います。元々一度使うとテンションが上がる馬なので、そこを気をつけながら中間の調整をしてきましたが、テンションに関して言えば問題ないと思ってます。先週時計を出したんですがちょっと物足りない所があったので、日曜日も終いだけしっかりやりました。日曜日と今日の追い切りでいい感じになっていくと思います」