【ホープフルS】毎年不変の好走条件をクリア!人気の盲点になりそうなダークホース!

昨年のホープフルSは後の三冠馬コントレイルが快勝

昨年のホープフルSは後の三冠馬コントレイルが快勝


◆ホープフルSのポイント◆
ホープフルステークス(G1、中山芝2000m)は、『差し馬』が圧倒的に強いレース。重賞に昇格した過去6年で[3-2-5-19]勝率10.3%、連対率17.2%、複勝率34.5%と突出している。

▼脚質別成績(過去6年)
逃げ[0-0-0- 8]複勝率 0.0%
先行[3-4-0-21]複勝率25.0%
差し[3-2-5-19]複勝率34.5%
追込[0-0-1-20]複勝率 4.8%

経験が浅い2歳の芝中距離戦なのでペースが落ち着きやすく、馬群が縦長になることは滅多にない。鋭い決め手を持つ馬が先行集団を射程圏内に捉えた位置で競馬ができるため、直線の短い中山でもキッチリ差し切っている。

中でも好走率が高いのが、前走でメンバー1~3位の上がりをマークしていた馬だ。

▼前走上がり順位別成績(過去6年)
1位 [4-4-3-17] 複勝率39.3%
2位 [2-1-3-17] 複勝率26.1%
3位 [0-1-0- 5] 複勝率16.7%
4~ [0-0-0-27] 複勝率 0.0%

人気薄で激走した2014年3着ブラックバコ(9人気)、16年2着マイネルスフェーン(8人気)、17年3着ステイフーリッシュ(8人気)は、いずれも前走芝でメンバー2位以内の上がりを出していた。今年も人気を問わず末脚自慢が激走候補となる。

◆ホープフルSの注目馬◆
アドマイヤザーゲ

デビューからの2戦ともにメンバー3位以内の上がりで勝利。前走は阪神芝2000mで上がり1位で差し切った。直線で坂のある小回りコースを勝ちきっているのも好材料。前走上がり1位を出した馬の中では人気の盲点になりそうで、一角崩しの可能性を秘めている。