【きさらぎ賞】伝統の3歳重賞は少頭数でも一波乱あり！

【東京新聞杯】重賞トレンドジャッジ

提供：重賞トレンドジャッジ
昨年はブービー人気コルテジアが1着

昨年はブービー人気コルテジアが1着


昨年は、7番人気コルテジアがインの3番手追走から徐々に外に持ち出され最後の直線では馬場の真ん中を伸びて、馬体を並べた4番人気ストーンリッジをクビ差振り切り重賞初勝利をあげた。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・芝1800から中京・芝2000へ舞台を移して行われる。

ホープフルステークス3着馬ヨーホーレイクが年明け初戦を迎える。前走はゲートで出遅れるも終いに脚を使ってG1の舞台で3着に食い込み能力を見せた。デビュー戦のスタートもそれほど速くなかったことを考えると、今回もゲートの現況をチェックしておきたいところだ。

同じホープフルステークス組のランドオブリバティも注目したい1頭。前走は4コーナーを曲がり切れず外ラチに逸走してしまい競走中止となってしまったが、その後平地調教再審査に合格。デビュー2連勝をあげた実力を再び発揮できるか、最終追い切りの内容は見逃せない。

他にも1勝馬ながらリステッド競走、G3と続けて2着にくるなど堅実な走りを見せるラーゴムや、朝日杯フューチュリティステークスは7着に終わったものデビュー2連勝で能力の片鱗を見せたドゥラモンドなど、キャリアの浅い馬同士の戦いでどの馬にもチャンスはありそうだ。

元々出走頭数が少ないレースだが、近5年も2018年の10頭以外は全て一桁の出走だった。ただ出走頭数が少なくても昨年の勝ち馬コルテジアは8頭立ての7番人気、2017年の勝ち馬アメリカズカップは8頭立ての6番人気と、人気薄がよく馬券に絡んでいる。人気馬だけでなく、幅広く検討した方が良さそうだ。