サウジアラビアで快挙達成!リヤドダートスプリントで日本馬がワンツー!

リヤドダートスプリントを大外一気の末脚で制したコパノキッキング

リヤドダートスプリントを大外一気の末脚で制したコパノキッキング


現地時間2月20日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたリヤドダートスプリントは、W.ビュイック騎手騎乗のコパノキッキング(セ6、栗東・村山厩舎)が、直線大外から鋭く伸び、先に抜け出したマテラスカイをゴール直前で捉えて優勝した。

マテラスカイは2年連続の2着。日本から遠征したジャスティンは直線進路が空かず6着に敗れている。

コパノキッキングは今回が初めての海外遠征。これまで19年根岸Sなど重賞を4勝しているが、ついにビッグタイトルを手にした。これで通算成績は20戦9勝。

サウジ

サウジカップで9着に敗れたチュウワウィザード

その次のレースであるサウジカップは、日本から遠征したチュウワウィザード(牡6、栗東・大久龍厩舎)が戸崎圭太騎手とのコンビで出走。スタートで出負けすると道中苦しい追走となり、最後は後方9着でゴールイン。

勝ったのは昨年のフランスダービー馬で、昨年のサンバサウジダービーで日本のフルフラットの2着だったミシュリフ。

サウジ

サウジダービーを快勝したピンクカメハメハ

同日6Rで行われたサウジダービーは、戸崎圭太騎手騎乗のピンクカメハメハ(牡3、栗東・森厩舎)が、道中好位で流れに乗ると直線早めに先頭に立ち、後続の追撃を抑えて優勝した。

ピンクカメハメハは05年宝塚記念などを勝ったスイープトウショウの17歳年下の半弟にあたる血統。昨年の夏に新馬勝ちしたものの、その後は5戦して4着以下。遠きサウジアラビアの地で、昨年12月に亡くなった姉、スイープトウショウに捧げるVとなった。